金属被膜を有するプラスチック成形体とその製造方法およびそれらを用いた物品

開放特許情報番号
L2009000964
開放特許情報登録日
2009/2/27
最新更新日
2012/11/27

基本情報

出願番号 特願2005-264716
出願日 2005/9/13
出願人 国立大学法人 香川大学
公開番号 特開2007-076076
公開日 2007/3/29
登録番号 特許第5087763号
特許権者 国立大学法人 香川大学
発明の名称 金属被膜を有するプラスチック成形体とその製造方法およびそれらを用いた物品
技術分野 金属材料、有機材料
機能 表面処理
適用製品 自動車のバンパー、建材、交通標識用反射板、フィルム
目的 プラスチック成形体基材と金属被膜間の密着性を向上させたプラスチック成形体およびその製造方法、ならびにプラスチック成形体を用いた物品の提供。
効果 本技術によれば、プラスチック成形体機材表面を粗面化することなく、プラスチック成形体基材と金属被膜間の密着性を従来に比べて格段に向上させることが可能となり、プラスチック成形体基材や金属被膜の材質の選択性を大幅に拡大できる。
技術概要
この技術では、プラスチック成形体基材の表面に単分子膜を形成する工程と、単分子膜上に、金属被膜をメッキ形成する工程を用いて、プラスチック基材の表面が基材表面に共有結合した単分子膜を介して金属被膜で被われているプラスチック成形体を製造する。ここで、単分子膜は、シロキサン結合(−Si−O−)を介してプラスチック成形体基材の表面に強固に共有結合している。さらに、単分子膜上にはピロリル基を有する物質よりなる中間膜が形成されている。ここで、ピロリル基を有する物質よりなる中間膜と単分子膜のピロリル基は互いに結合している。このことで、単分子膜と中間膜は強固に結合している。中間層上にはメッキ還元反応の触媒からなる触媒膜が設けられ、触媒膜の上に金属被膜がメッキ形成されている。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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