出願番号 |
特願2008-545377 |
出願日 |
2007/11/15 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
WO2008/062718 |
公開日 |
2008/5/29 |
登録番号 |
特許第4918705号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
変速機及び変速方法 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
自動車、オートマチックトランスミッション、ロボット、電動モータ |
目的 |
通常、減速比の異なる歯車対を同時に噛み合わせて回転させることはできないため、回転を止めることなく負荷を支持しつつ、減速比を変えることはできないこと、また、通常の自動車などの変速機では、減速比を変える前には、これから締結する歯車と軸の回転速度が異なるため、摩擦を利用してこれらを一致させていることから、歯車と軸の間には大きな滑りが生じ、正確な回転角度の伝達は困難であり、動力の伝達効率も悪いことの改善。 |
効果 |
非円形歯車要素を用いることにより、入力部材と出力部材との間に常に歯車要素対が連結されている状態にすることができるので、入力部材と出力部材との間の減速比を変える際に、回転を止めることなく負荷を支持しつつ減速比を変えることができ、正確に回転角度を伝達し、かつ動力を効率的に伝達することができる。また、変速機の構造が簡易で小型軽量、低コストを図ることができる。 |
技術概要
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この技術では、変速機は、回転可能に支持された入力部材と出力部材との間にそれぞれ配置された、少なくとも2組の歯車要素対である第1の歯車要素対及び第2の歯車要素対と、入力部材と出力部材との間に、少なくとも2組の歯車要素対をそれぞれ解除可能に連結する、少なくとも2組のクラッチである第1のクラッチ及び第2のクラッチとを備える。この変速機は、入力部材と出力部材との間に配置された、少なくとも1組の非円形歯車要素対と、入力部材と出力部材との間に、少なくとも1組の非円形歯車要素対を解除可能に連結する、少なくとも1組の非円形歯車要素対用クラッチとを備える。非円形歯車要素対は、入力部材と出力部材との間の減速比が、入力部材と出力部材との間に第1の歯車要素対が連結されたときの第1の歯車要素対の少なくとも一部の噛み合い区間における第1の減速比と等しくなる第1の噛み合い区間と、入力部材と出力部材との間の減速比が、入力部材と出力部材との間に第2の歯車要素対が連結されたときの第2の歯車要素対の少なくとも一部の噛み合い区間における第2の減速比と等しくなる第2の噛み合い区間とを含む。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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