出願番号 |
特願2008-296612 |
出願日 |
2008/11/20 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2010-120817 |
公開日 |
2010/6/3 |
登録番号 |
特許第5196486号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
複合チタン酸化物の製造方法 |
技術分野 |
電気・電子、無機材料 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
リチウム一次電池、携帯電話、ノートパソコン、リチウム二次電池、ハイブリッドカー、電力負荷平準化システム |
目的 |
高容量が期待できるリチウム電池電極材料として重要な複合チタン酸化物H↓2Ti↓6O↓(13)の単一相を得ることができる製造方法の提供。 |
効果 |
この技術によれば、複合チタン酸化物H↓2Ti↓6O↓(13)の単一相が製造可能であり、この化合物を活物質として電極材料に使用することによって、高容量のリチウム電池が可能となる。 |
技術概要
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この技術は、次に示す複合チタン酸化物H↓2Ti↓6O↓(13)の製造方法を提供する。(1)ナトリウムチタン酸化物Na↓2Ti↓6O↓(13)をイオン交換する工程によって合成されたLi↓2Ti↓6O↓(13)を出発原料として、プロトン交換する工程を含む、化学式H↓2Ti↓6O↓(13)で表される複合チタン酸化物の製造方法。(2)複合チタン酸化物の結晶構造が、単斜晶系のNa↓2Ti↓6O↓(13)型トンネル構造である(1)に記載の製造方法。(3)複合チタン酸化物の単斜晶系の格子定数が、残留するナトリウム量及びリチウム量によって決定され、a軸長は1.46〜1.48nm、b軸長が0.373〜0.375nm、c軸長が0.91〜0.93nm、β角が96〜99°の範囲である(1)に記載の製造方法。(4)ナトリウムチタン酸化物Na↓2Ti↓6O↓(13)をイオン交換する工程は、リチウム溶融塩を用いるリチウムイオン交換反応を適用することを特徴とする(1)に記載の複合酸化物の製造方法。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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