出願番号 |
特願2008-289049 |
出願日 |
2008/11/11 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2010-116330 |
公開日 |
2010/5/27 |
登録番号 |
特許第5360806号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
フッ化シクロブタン化合物の製造方法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、高分子材料、冷媒、洗浄剤、発泡剤、医薬、農薬等の分野で広く利用される。 |
目的 |
所望のフッ化シクロブタン化合物を高収率、高効率で得ることができる、工業的に極めて有利なフッ化シクロブタン化合物の製造方法を提供する。 |
効果 |
フッ化オレフィンと、オレフィンのクロスカップリング環化反応における従来方法のような収率の問題を改善し、所望のフッ化シクロブタン化合物を製造することができる。 |
技術概要
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式(1):CF↓2=CWX[W、Xは水素、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル等]で表わされるフッ化オレフィン化合物と、式(2):CH↓2=CYZ[Yは水素、ハロゲン、アルキル等;Zは水素、ハロゲン、アルケニル等]で表わされるオレフィン化合物の熱的環化反応において、100〜500℃加熱条件下、オレフィン化合物100部にフッ化オレフィン化合物を毎分当たり0.001〜50部注入することにより、式(3)で表わされるフッ化シクロブタン化合物を製造する。尚、式(1)で表されるフッ化オレフィン化合物が、テトラフルオロエチレン、またはクロロトリフルオロエチレンであり、式(2)で表わされるオレフィン化合物が、塩化ビニル、または塩化ビニリデンである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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