出願番号 |
特願2008-287556 |
出願日 |
2008/11/10 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2010-114031 |
公開日 |
2010/5/20 |
登録番号 |
特許第5334102号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
燃料電池MEAの材料リサイクル方法 |
技術分野 |
電気・電子、無機材料、有機材料 |
機能 |
環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
簡便な操作で実施でき、燃料電池の膜・電極接合体(MEA)の材料リサイクル等として広く利用される。 |
目的 |
浸漬媒体である有機溶剤に、よりマイルドな25%以下のエタノール水溶液を用いるとともに、拡散層の剥離とPGMの剥離を2段階で実施することにより、白金触媒を回収しつつ電解質膜を変形のない状態で回収し、再利用を可能にする方法を提供する。 |
効果 |
モバイル用途の小型燃料電池の電解質膜とPGM触媒の双方の回収に適用可能である。 |
技術概要
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燃料電池のMEAから、電解質膜に付着した白金触媒を担持した炭素粒子から成る電極剤粒子と電解質膜を回収するMEAの材料リサイクル方法であって、1段階目において、攪拌によりMEAの電解質膜から拡散層を剥離し拡散層ごと電極剤粒子を回収し、2段階目において、拡散層を剥離したMEAの電解質膜から、超音波照射により電極剤粒子を剥離して回収するとともに、電解質膜を回収する。尚、1段階目の処理は、25%以下のエタノール水溶液中又は水中で、攪拌により電解質膜から拡散層を剥離することであり、2段階目の処理は、25%以下のエタノール水溶液中又は水中で、超音波照射により電解質膜から電極剤粒子を剥離する。更に、燃料電池のMEAから、電解質膜に付着した白金触媒を担持した炭素粒子から成る電極剤粒子と電解質膜を回収する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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