出願番号 |
特願2008-280452 |
出願日 |
2008/10/30 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2010-105864 |
公開日 |
2010/5/13 |
登録番号 |
特許第4822461号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
過酸化水素の連続分解方法 |
技術分野 |
無機材料、食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
簡便な操作で実施でき、化学産業における酸化試薬、半導体工業での洗浄工程、水処理、繊維工業やパルプ工業における漂白処理等の分野で広く利用される。 |
目的 |
過酸化水素水溶液を連続的に通液して効率よく接触分解させる方法を提供する。 |
効果 |
内面を触媒金属膜で被覆してなるマイクロチューブに過酸化水素水溶液を通液することで、簡便に、連続的に、過酸化水素を接触分解できる。 |
技術概要
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中空細管の内壁に触媒表面を持つ反応管に、連続的に過酸化水素水溶液を供給して分解反応を行わせることにより、過酸化水素を連続分解する。尚、触媒金属が白金、パラジウムまたはロジウムであり、反応管が、中空細管の内表面に無電解メッキにより触媒金属被膜を形成したものである。また、反応管が、中空細管の内表面に末端にアミンを有するシランカップリング剤を反応させたのち、パラジウム種核を付与してから無電解メッキを行ったものである。また、触媒金属の薄膜が10μm以下の膜厚であり、反応管の内径が0.1〜10mmである。更に、過酸化水素の連続分解にあたり、過酸化水素水溶液のpHが、4.0以上であり、分解反応温度が0〜70℃であり、更に、通液速度が毎分0.5〜10mlである。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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