常温成形性を改善した商用マグネシウム合金板材およびその作製方法

開放特許情報番号
L2009000774
開放特許情報登録日
2009/2/20
最新更新日
2017/6/16

基本情報

出願番号 特願2009-114038
出願日 2009/5/8
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立大学法人京都大学
公開番号 特開2010-133005
公開日 2010/6/17
登録番号 特許第5515167号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 常温成形性を改善した商用マグネシウム合金板材およびその作製方法
技術分野 金属材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 易成形性マグネシウム合金、易成形性マグネシウム合金プレス成形体、易成形性マグネシウム合金部材、マグネシウム合金板材、宇宙・航空材料、電子機器材料、自動車部材
目的 希土類元素等の高価な元素を利用しない、優れた常温成形性を有する商用マグネシウム合金(Mg−Al−Zn系合金)の製造方法の提供。
効果 商用マグネシウム合金(Mg−Al−Zn系合金)を、所定の試料温度(490℃〜566℃)まで、高速(8分未満:好ましくは5分未満)で昇温し、圧延率5%以上、好ましくは5〜50%の範囲で熱間圧延を行い、熱間圧延後に焼鈍を行うことにより、易成形性マグネシウム合金板材を作製することができる。
技術概要
 
この技術では、質量%で、Al:1〜10%、Zn:0.2〜2.0%、Mn:0〜1.0%を含有し、残部が、Mg及び不可避不純物からなるMg合金圧延板の試料表面温度を、8分未満で490〜566℃まで加熱し、その後に、少なくとも総圧延率5%で熱間圧延し、更に熱間圧延後に焼鈍を行うことを特徴とする易成形性マグネシウム合金板材の製造方法を提供する。質量%で、Al:2〜7%、Zn:0.2〜2.0%、Mn:0〜1.0%を含有し、残部が、Mg及び不可避不純物からなる圧延Mg合金板を用いることがより好ましい。焼鈍後の平均結晶粒径は30μm未満であることが好ましい。また、質量%で、Al:1〜10%、Zn:0.2〜2.0%、Mn:0〜1.0%を含有し、残部が、Mg及び不可避不純物からなるMg合金圧延板の試料表面温度を、5分未満で490〜566℃まで加熱し、その後に、総圧延率5〜50%の範囲で熱間圧延し、更に熱間圧延後に焼鈍を行うことを特徴とする易成形性マグネシウム合金板材の製造方法を提供する。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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