出願番号 |
特願2010-532861 |
出願日 |
2009/8/26 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
WO2010/041525 |
公開日 |
2010/4/15 |
登録番号 |
特許第5344493号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
金属成分の回収用組成物 |
技術分野 |
化学・薬品、金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
金属成分を回収するために用いる組成物、金属成分の回収方法、貴金属、希少金属 |
目的 |
貴金属、希少金属などの有用性の高い金属成分を含む材料から、簡単な方法によって効率良く金属成分を回収できる方法、及びこの方法に使用できる処理剤の提供。 |
効果 |
この技術の組成物を用いることにより、回収対象の金属成分を含む物質とこれ以外の物質からなる各種の材料から、簡単な処理方法によって回収対象の金属成分のみを効率良く分離回収することができる。特に、貴金属成分又は希少金属成分を含む廃材を処理対象とする場合には、希少で高価な資源である貴金属、希少金属等を簡単な処理方法で効率良く回収できる。しかも、廃材中の金属成分の含量が少ない場合であっても、効率よく金属を回収することが可能である。 |
技術概要 |
この技術では、ランタノイド元素及び周期表2族の元素からなる群から選ばれた少なくとも一種の元素を含む化合物と、周期表3族の元素、周期表4族の元素、周期表12族の元素、周期表13族の元素及び周期表の第4周期の遷移金属元素からなる群から選ばれた少なくとも一種の元素を含む化合物を含有する、金属成分を含有する材料から金属成分を回収するために用いる組成物を提供する。この組成物においては、ランタノイド元素及び周期表2族の元素からなる群から選ばれた少なくとも一種の元素1モルに対して、周期表3族の元素、周期表4族の元素、周期表12族の元素、周期表13族の元素、及び周期表の第4周期の遷移金属元素からなる群から選ばれた少なくとも一種の元素を0.8〜1.2モル含むことが好ましい。また、金属成分を含有する材料と、これらの組成物とを、材料を加熱した際に生じる金属の蒸気又は金属酸化物の蒸気と組成物とが接触する状態において、加熱することを特徴とする、金属成分を含有する材料から金属成分を回収する方法を提供する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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