共有メモリ型マルチプロセッサシステムにおける大規模データの並列処理

開放特許情報番号
L2009000743
開放特許情報登録日
2009/2/20
最新更新日
2011/7/15

基本情報

出願番号 特願2007-530960
出願日 2006/8/9
出願人 株式会社ターボデータラボラトリー
公開番号 WO2007/020849
公開日 2007/2/22
登録番号 特許第4758429号
特許権者 株式会社ターボデータラボラトリー
発明の名称 共有メモリ型マルチプロセッサシステム及びその情報処理方法
技術分野 情報・通信
機能 制御・ソフトウェア
適用製品 オンメモリデータベース
目的 共有メモリ型マルチプロセッサシステムにおいて、2組の大規模データを組み合わせて行う処理、たとえば、マージ処理またはマッチング処理の際に、2組の大規模データを複数台のプロセッサへ適切に割り当てることにより、効率的に大規模データを並列処理する情報処理方法を提供する。
効果 各プロセッサに割り当てられる要素の個数がバランスされるので、各プロセッサの処理量のバラツキが減少し、並列化の効率が高くなる。また、マージされた要素の位置は各プロセッサにおいて並列に実行される計算によって得られるので、2組の大規模データを高速かつ効率的にマージすることが可能である。
技術概要
 
所定の順序で重複の無い値を含む第1及び第2の配列を記憶するメモリと、メモリにアクセス可能な複数台のプロセッサとを備える共有メモリ型プロセッサシステムにおいて、2つの配列を所定の順序で重複なしにマージする方法は、(i)第1の配列の要素及び第2の配列の要素を、要素の個数の合計の差が所定の幅に収まるように複数の区間に分割して複数台のプロセッサに割り当て、(ii)各プロセッサが割り当てられた第1の配列の要素と第2の配列の要素とを比較し、割り当てられた区間の範囲内で配列の要素を所定の順序で順序付けし、区間に含まれる要素のユニークな値の個数をカウントし、(iii)各プロセッサが、割り当てられた区間より前の区間に含まれる要素のユニークな値の個数の合計を、割り当てられた区間内の要素に付けられた順位に加算することにより、第1の配列に格納された値及び第2の配列に格納された値に所定の順序で順序付けする。
実施実績 【有】   
許諾実績 【有】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【有】  アメリカ合衆国
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