出願番号 |
特願2006-511621 |
出願日 |
2005/3/17 |
出願人 |
国立大学法人岐阜大学 |
公開番号 |
WO2005/094978 |
公開日 |
2005/10/13 |
登録番号 |
特許第5205611号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
酸化物粒子を分散させるための組成物、粒子が分散されている組成物及びその製造方法並びにアナターゼ型酸化チタン焼結体 |
技術分野 |
無機材料、化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
粒子を分散させるための組成物、アナターゼ型酸化チタン焼結体 |
目的 |
種々の粒子の懸濁液に対して優れた分散効果を有し且つ環境面への負荷のない粒子を分散させるための組成物、安定して粒子が分散されている組成物及びその製造方法並びにアナターゼ型酸化チタン焼結体を提供する。 |
効果 |
この粒子分散用組成物は、種々の粒子の懸濁液に対して優れた分散効果を有しており、且つ環境面への負荷がないため、セラミックス材料、光触媒材料、光学材料及び電子材料分野等において幅広く利用できる。 |
技術概要
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粒子を分散させるための組成物は、+3〜5価の金属元素を含む金属アルコキシドと、有機酸(例えば、乳酸等)と、水と、を混合することにより得られ、且つ透明な水溶液である。金属元素は、アルミニウム、チタン、ニオブ及びタンタルのうちのいずれかである。有機酸は、乳酸、シュウ酸、クエン酸及び酒石酸のうちの少なくとも1種である。有機酸と金属アルコキシドとの混合割合(有機酸:金属アルコキシド)は、モル比で(0.5〜2):1である。この粒子が分散されている組成物は、粒子(例えば、酸化物粒子等)と、粒子を分散させるための組成物と、を含む。粒子の含有割合は、60体積%以下である。pH2〜11である粒子含有組成物である。この粒子が分散されている組成物の製造方法は、粒子を分散させるための組成物と、粒子と、溶媒(例えば、水等)とを混合する混合工程を備えており、且つこの混合工程において、組成物の混合量を粒子の等電点に応じて制御する。粒子含有組成物は、セラミックス材料、光触媒材料、光学材料又は電子材料分野に用いられる。図に、各種チタン酸濃度の2体積%酸化アルミニウム懸濁液における、pHとゼータ電位との関係を説明するグラフを示す。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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