オリゴヌクレオチド誘導体及びその利用

開放特許情報番号
L2009000687
開放特許情報登録日
2009/2/13
最新更新日
2020/11/26

基本情報

出願番号 特願2008-500415
出願日 2007/2/15
出願人 国立大学法人岐阜大学
公開番号 WO2007/094135
公開日 2007/8/23
登録番号 特許第5493117号
特許権者 国立大学法人東海国立大学機構
発明の名称 オリゴヌクレオチド誘導体及びその利用
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 オリゴヌクレオチド誘導体
目的 良好なヌクレアーゼ抵抗性を有するオリゴヌクレオチド誘導体、オリゴヌクレオチド誘導体を用いたオリゴヌクレオチド構築物、オリゴヌクレオチド誘導体を合成するための化合物及びオリゴヌクレオチド誘導体の製造方法及びRNAiによる遺伝子発現抑制効果が向上されたオリゴヌクレオチド誘導体、オリゴヌクレオチド誘導体を用いたオリゴヌクレオチド構築物、該オリゴヌクレオチド誘導体を合成するための化合物及びオリゴヌクレオチド誘導体の製造方法を提供する。
効果 このオリゴヌクレオチド誘導体は、siRNAやアンチセンス等として機能するよう構築することで、遺伝子発現抑制剤として利用できる。また、このオリゴヌクレオチド誘導体は、ヒト及び非ヒト動物における疾患の予防・治療用医薬組成物の有効成分として用いることができる。例えば、遺伝子発現に伴う疾患に対して、遺伝子発現抑制剤として構築した本発明のオリゴヌクレオチド誘導体はこうした疾患の予防や治療に有効である。
技術概要
1個以上の式(1)で表される単位を有する、オリゴヌクレオチド誘導体である。式中、Aは独立して式(2)から選択される置換されていてもよい環式化合物含有基を表す。式中、Zは、CH又はNを表す。式(3)で表される、オリゴヌクレオチド誘導体である。式中、R↑1及びR↑2は、水素又はヒドロキシル保護基を表し、各X↑1はO、S又はSeを表し、各X↑2はOH若しくはO↑−、SH若しくはS↑−、Se若しくはSe↑−、炭素数1〜4個のアルキル基又はモルホリノ基を表し、l、m、nは0以上の整数であり、少なくとも―つが1以上であり、B及びCは改変されていてもよいオリゴヌクレオチドであってBとCを合わせた鎖長が3以上のオリゴヌクレオチドを表す。ただし、B及びCにおいてオリゴヌクレオチドの3’末端と5’末端の水酸基を含まない。式4は、オリゴヌクレオチド構築物(siRNA)の一例を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 このオリゴヌクレオチド誘導体は、そのハイブリダイゼーション機能を発揮させるように構築することでプローブ、プライマー等の検査試薬や診断試薬として用いることができる。これらオリゴヌクレオチド構築物をチップやビーズ等の固相担体等に保持したものは、検査装置や診断装置又はこれらの一部として利用することができる。こうした検査試薬や診断薬は、他の試薬薬や診断薬あるいは装置等と組み合わせた検査用又は診断用キットとしても用いることができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2021 INPIT