出願番号 |
特願2006-079946 |
出願日 |
2006/3/23 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2007-255034 |
公開日 |
2007/10/4 |
登録番号 |
特許第4837412号 |
特許権者 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
発明の名称 |
橋まくらぎレール締結装置 |
技術分野 |
機械・加工、輸送、土木・建築 |
機能 |
機械・部品の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
橋まくらぎレール締結装置 |
目的 |
在来線の橋まくらぎ区間で使用するレール締結装置において、軌道狂いを整正する際、ねじ釘の打ち換え作業が必要となるため、橋まくらぎには不要なねじ穴が多数残存し、橋まくらぎの劣化の要因となっていた。 これにより提案された従来の装置は、部材が多くなるととともに、その施工も煩雑になり、またレールの左右調整作業が困難であった。 この発明は、橋梁上で高低および通り調整が容易にできる橋まくらぎレール締結装置の提供を目的とする。 |
効果 |
軌道変位を調整する際、スタッドボルトの打ち換えが不要なため、橋まくらぎに不必要なボルト穴が残らず、橋まくらぎの劣化が抑制できる。 また、軌道変位整備の際、作業性および安全性が格段に向上し、保守費が大幅に削減できる。 |
技術概要
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橋まくらぎレール締結装置は、橋まくらぎに植設されるスタッドボルトと、橋まくらぎ上に敷設され、スタッドボルトを貫通するスタッドボルト用穴を有するタイプレートと、スタッドボルト用穴に装着されるスタッドボルトを貫通するスタッドボルト用穴を有する調節座金を備え、ばね座金を介してスタッドボルトにナットを螺合して調節座金を締結する。 このように、軌道には、橋まくらぎ上のタイプレートパッド上にタイプレート、タイプレート上に軌道パッドを介してレールが配置される。橋まくらぎ上にはスタッドボルトが貫通するタイプレートパッド、タイプレート、調節座金が配置される。ばね座金を介して、ナットをスタッドボルトに螺合して、レールが固定されるタイプレートを締結する。 レールの通り(左右方向)の調整を行う場合には、通りの調整量に応じてスタッドボルト用穴を偏芯させた調節座金を使用し、タイプレートの移動量に応じて調節座金を反転又は偏芯位置が異なる調節座金に入れ換え、最大±11mmの調整が可能となる。 レールの高低(上下方向)を調整する場合には、軌道パッド下調整パッキン、タイプレート下扛上用パッキンの使用で0〜20mmの調整が可能となる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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