自動沈下補正装置

開放特許情報番号
L2009000410
開放特許情報登録日
2009/1/30
最新更新日
2011/7/1

基本情報

出願番号 特願2005-358709
出願日 2005/12/13
出願人 公益財団法人鉄道総合技術研究所
公開番号 特開2007-162293
公開日 2007/6/28
登録番号 特許第4673204号
特許権者 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 自動沈下補正装置
技術分野 輸送、土木・建築
機能 安全・福祉対策
適用製品 砂、金属球、セラミック球、軌道構造、多径間連続橋、軌道狂い
目的 バラスト軌道やスラブ軌道等の軌道構造、あるいは多径間連続橋その他、3点以上の支点で支持される構造物において、各支点の少なくともいずれかに沈下が生じたときにその沈下分を補正する自動沈下補正装置であって、格別な制御を必要とすることなく、沈下の発生と共に沈下量に応じて沈下の補正をする自動沈下補正装置の提供。
効果 下部構造に直接、または間接的に載置され、流出孔を有する容器と、この容器内に充填される粒状体、もしくは粉状体とを備え、粒状体、もしくは粉状体が下部構造の沈下に伴い、流出孔から流出して容器と下部構造との間の空隙を埋めるため、下部構造の沈下分を補正し、上部構造の沈下を阻止することができる。また、上部構造の沈下が阻止されることで、上部構造に沈下が生じる場合のようなジャッキアップ等の作業の必要性はなく、容器(上部構造)の沈下を修正するための、沈下の検出等の能動的な制御も一切不要にできる。
技術概要
この技術の自動沈下補正装置は、下部構造に直接、または間接的に載置され、その下部構造側に流出孔を有する容器と、この容器内に充填される粒状体、もしくは粉状体とを備え、下部構造の沈下に伴い、容器が下部構造に対して相対的な浮き上がりを生じるときに容器内の粒状体、もしくは粉状体が流出孔から流出して容器と下部構造との間の空隙を埋め、下部構造の沈下分を補正することを構成要件とする。容器が下部構造に直接、または間接的に載置されることで、下部構造に沈下が生じたときには容器は下部構造に対して相対的に浮き上がり可能な状態にある。この状態で、流出孔を有する容器内に粒状体、もしくは粉状体(以下、粒状体等)が充填されていることで、下部構造に沈下が発生すると同時に、容器内の粒状体等が流出孔から容器外へ流出し、容器と下部構造との間の空隙を埋めることになる。粒状体等は下部構造の沈下の速度に合わせ、流出孔から徐々に流出するが、沈下速度が速ければその速度に合わせた速度で流出する等、流出速度は粒状体等の粒径や形状と流出孔の大きさや形状の関係を調整することで自由に設定される。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2024 INPIT