出願番号 |
特願2008-236137 |
出願日 |
2008/9/16 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2010-069351 |
公開日 |
2010/4/2 |
登録番号 |
特許第5093687号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
自動車排ガスコンバータから白金族触媒を濃縮する方法 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
接着・剥離 |
適用製品 |
自動車排ガスコンバータ、ハニカム構造体、白金族触媒 |
目的 |
自動車排ガスコンバータから白金族触媒を回収し濃縮する方法の提供。 |
効果 |
本技術によれば、1次破砕でハニカム構造体の内壁面から白金族触媒を担持するアルミナ層を外表面に露出させ、2次破砕でアルミナ層をはぎ取ってアルミナ層を優先的に微粒子化し、このアルミナ微粒子のみを回収するので、2つの破砕工程も簡単に行うことによって、ハニカム構造体から粒子段階で貴金属である白金族触媒を簡単かつ効率的に1次濃縮することができる。 |
技術概要
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この技術では、自動車排ガスコンバータとして利用され、内壁面に白金族触媒を担持するアルミナ層がコートされたハニカム構造体を、破砕機又はハンマによって圧縮力又は衝撃力を与えて1次破砕を行い粒子とし、白金族触媒を担持するアルミナ層を外表面に露出させ、1次破砕で得られた粒子同士を水中又は空気中で衝突させて2次破砕を行い、粒子の基材であるハニカム構造体をほとんど破壊せずに、粒子表面にコートされたアルミナ層のみを剥離させることにより、アルミナ層を微粒子化する。さらに、圧縮力あるいは衝撃力をハニカム構造体の空洞に逃がしながら、ハニカム構造体が潰れるように破壊するため、ハニカム構造体の多数の孔の各内壁がコーディエライト粒子として単離する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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