出願番号 |
特願2010-527842 |
出願日 |
2009/9/7 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
WO2010/027067 |
公開日 |
2010/3/11 |
登録番号 |
特許第5757517号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
イオン性有機化合物及びその製法、並びに該イオン性有機化合物からなるハイドロゲル化剤、それを含むハイドロゲル、メタノールゲル化剤、それを含むメタノールゲルおよびカーボンナノチューブ分散剤 |
技術分野 |
化学・薬品、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
イオン性有機化合物、ハイドロゲル化剤、ハイドロゲル、メタノールゲル化剤、メタノールゲル、カーボンナノチューブ分散剤 |
目的 |
新規なイオン性有機化合物とその簡単な工程による製造方法の提供。 |
効果 |
この技術のイオン性有機化合物は、水のゲル化剤およびメタノールのゲル化剤として好適に用いられる。また、簡単な工程によってゲル化剤等として優れた性状を有する新規なイオン性化合物を効率よく製造することが可能となり、反応試薬の組み合わせによるゲル物性の制御あるいは機能性官能基の導入による機能性ゲル化剤の合成開発に新たな道を拓くことができる。 |
技術概要
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この技術では、式(1)で表されるイオン性有機化合物を提供する。(式中、Aは置換基を有してもよい芳香環を1個以上有する連結部位又はシクロヘキサン環からなる連結部位、Bは、窒素原子間の炭素数が1〜6の置換基を有してもよいN,N,N’,N’−テトラメチルアルキレンジアミンから選択された窒素原子が4級化されたカチオン性官能基である。Xは1価のアニオンを示す。nは1〜800の整数を示す。)また、(A)両末端に4−(クロロメチル)ベンズアミド基を有し、置換基を有してもよい芳香族ジアミド化合物又はシクロヘキサンジアミド化合物と、(B)窒素原子間の炭素数が1〜6の置換基を有してもよいN,N,N’,N’−テトラメチルアルキレンジアミンを、縮合反応させることを特徴とするイオン性有機化合物の製造方法を提供する。この製造方法においては、縮合反応をジメチルホルムアミド中で、50〜80℃で行うことが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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