フッ素系イオン交換樹脂膜の分解方法

開放特許情報番号
L2009000165
開放特許情報登録日
2009/1/9
最新更新日
2015/9/25

基本情報

出願番号 特願2008-225777
出願日 2008/9/3
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2010-059301
公開日 2010/3/18
登録番号 特許第4941997号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 フッ素系イオン交換樹脂膜の分解方法
技術分野 化学・薬品、有機材料
機能 環境・リサイクル対策
適用製品 フッ素系イオン交換樹脂膜
目的 フッ素系イオン交換樹脂膜の少なくとも一部をフッ化物イオンまで非焼却法により効率よく分解でき、しかもこれを既存のカルシウム処理法によりフッ化カルシウムに変換し、フッ素系高分子の出発原料として再使用することが可能な、フッ素系イオン交換樹脂膜の効果的な分解処理方法を提供する。
効果 フッ素系イオン交換樹脂膜の少なくとも一部をフッ化物イオンまで非焼却法により省エネルギーで効率よく分解でき、しかもこれを既存のカルシウム処理法によりフッ化カルシウムに変換した後、これをフッ素系高分子のフッ素源として再利用することができるので、再資源化技術として極めて優れている。
技術概要
フッ素系イオン交換樹脂膜を、鉄粉の存在下、高温高圧の熱水中で分解させるフッ素系イオン交換樹脂膜の分解方法である。フッ素系イオン交換樹脂膜の少なくとも一部をフッ化物イオンまで分解する。熱水処理温度が300℃〜350℃である。フッ素系イオン交換樹脂膜は、テトラフルオロエチレンユニット(−CF↓2CF↓2)−からなる主鎖の一部に、ペルフルオロエーテルスルホン酸類{−(OR↓f)−ユニット(ここでR↓f=−C↓mF↓2↓m−、m:整数)を少なくとも1つ有し、末端がSO↓3X(X=H、アルカリ金属)である構造}からなる側鎖が結合したフッ素系高分子樹脂である。ペルフルオロアルケニル基(R↓f)は直鎖のみならず分岐していても構わない。このフッ素系イオン交換樹脂膜は、たとえば、式1〜式3に示すようなフッ素系高分子から構成されている。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 従来の焼却法のように、焼却炉の炉材(耐火煉瓦)を激しく損傷させるおそれのあるフッ化水素ガスの生成が抑制され、また、処理温度も焼却法よりも低く設定しているにもかかわらず、フッ素系イオン交換樹脂膜の少なくとも一部をフッ素源として好適なフッ化物イオンまで分解することができる。
改善効果2 埋め立て処分のように、土壌汚染や健康被害を引き起こすおそれがなく、地球環境や生態環境を将来に亘って良好・良質に維持することができるといった多大なメリットを有する。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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