非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法、及びその方法により得られた非晶質アルミニウムケイ酸塩、並びにそれを用いた吸着剤

開放特許情報番号
L2009000161
開放特許情報登録日
2009/1/9
最新更新日
2018/1/8

基本情報

出願番号 特願2010-527787
出願日 2009/9/2
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号 WO2010/026975
公開日 2010/3/11
登録番号 特許第4714931号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法、及びその方法により得られた非晶質アルミニウムケイ酸塩、並びにそれを用いた吸着剤
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 ナノテクノロジー、機能性材料、非晶質アルミニウムケイ酸塩
目的 低コストでの合成が可能であり、かつ中湿度領域において優れた水蒸気吸着性能及び優れた二酸化炭素吸着性能を有する非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造方法、及び優れた吸着特性を有する吸着剤、特にデシカント空調用吸着剤の提供。
効果 水ガラスと硫酸アルミニウムを試薬として用いることにより、中湿度領域において優れた吸着挙動を有する非晶質アルミニウムケイ酸塩を安価に提供することができるとともに、試薬に水ガラスを用いることにより、従来の製造方法に比べて高濃度での、非晶質アルミニウムケイ酸塩の製造が可能になる。
技術概要
 
この技術では、水ガラスと硫酸アルミニウム水溶液をSi/Alモル比が0.70〜1.0となるように混合し、これに酸又はアルカリを添加してpH6〜9に調製した後、110℃以下で加熱し、次いで脱塩処理することによって非晶質アルミニウムケイ酸塩を製造する。また、この方法により製造された非晶質アルミニウムケイ酸塩であって、↑(29)Si固体NMRスペクトルにおいて、−78ppm、−87ppm、及び−92ppm付近にピークを有することを特徴とする非晶質アルミニウムケイ酸塩を提供する。さらに、この方法により製造された非晶質アルミニウムケイ酸塩であって、細孔径分布曲線において2〜4nmと30〜80nmの二つの領域にピークを有することを特徴とする非晶質アルミニウムケイ酸塩を提供する。また、これらの非晶質アルミニウムケイ酸塩を有効成分とする吸着剤と、これらの非晶質アルミニウムケイ酸塩を有効成分とするデシカント空調用吸着剤を提供する。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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