出願番号 |
特願2008-219839 |
出願日 |
2008/8/28 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2010-052096 |
公開日 |
2010/3/11 |
登録番号 |
特許第5190949号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
小径物保持装置 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
小径物保持装置 |
目的 |
小径物(ワーク)の径が変化しても保持位置における軸中心位置を自動的に一定にすることができ、かつ、ワークの長手方向の少なくとも2カ所を保持することができるという画期的な小径物保持装置を提供する。 |
効果 |
軸方向に一定距離離間して配設された支持体の軸方向の中間位置に回転体を設け、該回転体と支持体との間に複数の線状部材を設けるという新規な機構を採用することにより、保持される小径物(ワーク)の径が変化しても保持位置における軸中心位置を自動的に一定にすることができ、かつ、小径物(ワーク)の長手方向の少なくとも2カ所を保持することができる。 |
技術概要
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図に間隔が夫々L↓1、L↓2、3本の線状部材からなる小径物保持装置を示す。図(a)が初期回転角0°、図(b)が初期回転角90°とした場合である。初期回転角0°であれば線状部材の配置される径Dの内側にワークを配置することで、回転体の回転に伴い線状部材が回転中心へとワークを導く特徴があるため、上側支持体、下側支持体および回転体に開けられる穴の直径はDに限りなく近づけ、ワークを上側支持体および下側支持体の夫々の穴に通せば、回転体を回転させることでワークを回転中心軸上に保持できる。しかし、図(b)のように初期回転角が存在する場合は回転中心を中心とした直径Dの円内でワイヤに囲まれた部分の外側にワークを設置すると、回転体を回転させてもワークを保持することが出来ない。これを補助するために上側支持体、回転体および下側支持体に開けられる穴は回転中心を中心とした直径Dの円内でワイヤと囲まれた部分の図形と重なる形状であることが必要である。穴が円形であれば図(b)の線状部材に接する内接円を開けることにより、上側支持体および下側支持体の穴内にワークを設置すれば確実に保持される。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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