出願番号 |
特願2008-217614 |
出願日 |
2008/8/27 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2010-053200 |
公開日 |
2010/3/11 |
登録番号 |
特許第5283111号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
光反射材料 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
光反射材料 |
目的 |
太陽光の90%以上の反射性能、詳しくは紫外光90%以上、可視光95%以上、2100nmまでの近赤外光を80%以上反射する機能を有する遮紫外線効果、内部隠蔽効果、または遮熱効果を有する光反射材料から構成される、塗料、化粧料、フィルム、織編物、または不織布を提供する。 |
効果 |
家屋、ビル、工場や倉庫等の一般建築の塗料中の光反射剤として用いられ、太陽光の注ぎ込みに伴う室内温度上昇を抑制する遮熱塗料、および道路や自動車等の車体への遮熱コーティングに有用である。 |
技術概要 |
複数のマクロ細孔多孔構造を有し、酸化ケイ素系の殻から構成される中空粒子からなり、紫外から赤外光までの波長範囲の光を平均90%以上で反射する特徴を有する光反射材料である。UV−A領域及びUV−B領域の紫外光を90%以上反射する。可視光線を95%以上反射する特徴を有する。800nm〜2100nmまでの近赤外光を80%以上反射する特徴を有する。これらの光の遮熱効果を有する光反射材料である。これらの光反射材料を含む、紫外線遮蔽効果を有する遮熱塗料組成物である。これらの光反射材料を含む、紫外線遮蔽効果、または遮熱効果を有する化粧料である。これらの光反射材料を含む、紫外線遮蔽効果、内部隠蔽効果、または遮熱効果を有するフィルム、織編物、不織布である。マクロ細孔多孔構造は、中空粒子表面の複雑な構造をあらわし、50nm〜5μmの大きさの孔または穴を有する構造である。細孔多孔構造は、貫通していてもよく、貫通していなくてもよい。よって単なる窪みでも構わない。UV−Aは、320〜380nmの波長の紫外光、UV−Bは、280〜320nmの波長の紫外光である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|