出願番号 |
特願2008-202754 |
出願日 |
2008/8/6 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2010-040357 |
公開日 |
2010/2/18 |
登録番号 |
特許第5196555号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
電極材料前駆体の製造方法及び得られた電極材料前駆体を用いる電極材料の製造方法 |
技術分野 |
電気・電子、有機材料、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、電気・電子分野、特にリチウム二次電池等の分野で広く利用される。 |
目的 |
粒子のサイズが極めて小さくしかも粒径が揃ったコア・シェル構造を有する電極材料前駆体の製造方法、及び得られた前駆体を用いる電極材料の効率的な製造方法を提供する。 |
効果 |
活物質コアが炭素で被覆された粒子のサイズが極めて小さく、しかも粒径が揃ったコア・シェル構造を有する電極特性が優れた電極材料を、効率よく製造することができる。 |
技術概要
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アニリンと活物質原料を含有する溶液に、酸化剤を加えて活物質微粒子を生成させるとともに、微粒子の表面でアニリンを重合させることにより、活物質コアがポリアニリンで被覆されたコア・シェル構造を有する電極材料前駆体を製造する。尚、電極材料前駆体の平均粒径が5〜1,000nmであり、また、活物質原料としてTi(OC↓nH↓2↓n↓+↓1)↓4を使用し(式中、n=1〜5の整数を表す)、酸化剤として(NH↓4)↓2S↓2O↓8又は三価の鉄の塩を使用することにより、コアがTiO↓2である電極材料前駆体を得る。更に、得られた電極材料前駆体を、還元雰囲気中300〜900℃で熱処理することにより、活物質コアが炭素で被覆されたコア・シェル構造を有する電極材料を製造する。この際、熱処理を、0.1〜10%(容量%)の水素を含有する還元雰囲気中で行う。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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