出願番号 |
特願2008-193161 |
出願日 |
2008/7/28 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2010-031103 |
公開日 |
2010/2/12 |
登録番号 |
特許第5120949号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
白色蛍光体の製造方法 |
技術分野 |
無機材料、電気・電子、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、白色LED、室内照明器具、白色光を面発光させるような照明装置等の分野で広く利用される。 |
目的 |
紫外・近紫外光等より励起され、蛍光スペクトルが390〜800nmの範囲に拡がり、演色性に優れた白色蛍光を呈し、暖色系あるいは寒色系の白色も自在に調整できる新規な白色積層型蛍光体及びこのものの工業的に有利な製造方法を提供する。 |
効果 |
ガラス基板等の無機固体基板だけでなく、プラスチック等の有機基板上にも直接製膜でき、そのため、材料コストを抑えられるだけでなく、自在に曲がるディスプレイや照明器具などフレキシブルな発光材料にも応用可能である。 |
技術概要
 |
基板上に、酸化物白色蛍光体結晶薄膜、アモルファスアルミナ薄膜及び最上部に酸化物蛍光体結晶薄膜が順次設けられた積層型白色蛍光体である。尚、基板が有機基板であり、酸化物白色蛍光体が、酸化バナジウム系化合物であり、最上部に作製される酸化物蛍光体が、赤色蛍光体または青色蛍光体である。また、紫外・近紫外光または紫外・近紫外線励起発光素子により、蛍光スペクトルが390〜800nmの範囲にブロードに広がる白色蛍光を発する。また、第一の酸化物蛍光体結晶薄膜を設けた基板を、室温〜150℃の温度に保持した後、アルミニウムを含む有機化合物溶液を表面に塗布し、波長400nm以下の紫外線を照射して、アモルファスアルミナ薄膜を形成し、その上に酸化物蛍光体結晶薄膜を形成することにより、積層型白色蛍光体を製造する。 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|