赤色蛍光ガラス

開放特許情報番号
L2009000082
開放特許情報登録日
2009/1/9
最新更新日
2015/9/25

基本情報

出願番号 特願2008-178718
出願日 2008/7/9
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2010-018460
公開日 2010/1/28
登録番号 特許第5131841号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 赤色蛍光ガラス
技術分野 無機材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 赤色蛍光ガラス、紫外発光ダイオードと蛍光ガラスを組み合わせた照明・ディスプレイデバイス
目的 発光波長365nm〜400nmの紫外LEDが低価格で量産されるようになり、照明・ディスプレイ用の光源としての利用が期待される。紫外LEDで長寿命な平面光源を得るには、紫外線を可視の面に変換する蛍光板が必要で、ガラス組成を改良し、発光中心である希土類元素の中心の構造を変えることで、高輝度な赤色蛍光ガラスを得るべく検討されているが、化学的耐久性が低い、黄色味を帯びた発光となる、輝度が低い等の問題がある。そこで、紫外LEDによる波長365nm以上の紫外線で励起した場合にも高輝度な赤色蛍光を呈し、しかも耐久性に優れた蛍光ガラスを提供する。
効果 この蛍光ガラスは、紫外LEDによる波長365nm〜400nm程度の紫外線によっても高輝度に赤色発光し、しかも紫外線劣化の少ない耐久性に優れた蛍光ガラスで、固体発光素子である紫外LEDと組み合わせて、長寿命な照明、ディスプレイデバイスを作製できる。また、この蛍光ガラスは紫外線非照射時は透明で、例えば、夜間時のみ発光する透明な看板、フィールドシーケンシャルLCDのR,G、B切り替えバックライトなどに利用できる。更に、耐水性が高く、照明光源として用いた場合、屋外でも使用できる。また、Euの含有量が少ないために低価格になる。
技術概要
この蛍光ガラスは、多孔質ガラスを焼成して得られるSiO↓2を主成分とする母ガラス中にY,Gd及びLaからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素とEuが均一に分散し固定化されたものであり、SiO↓2を85mol%以上、Euを0.02〜0.8mol%、並びにY,Gd及びLaから選ばれた少なくとも一種の元素を0.4〜2mol%含有し、かつY,Gd及びLaから選ばれた少なくとも一種の元素の含有量がEuの含有量より多く含有する、紫外線による励起によって赤色発光する蛍光ガラスである。この蛍光ガラスでは、Euは赤色発光のために必須の成分であり、また、Y,Gd及びLaから選ばれた元素は、主として、Euの希釈剤として作用して、Euの濃度消光による輝度の低下を抑制する働きをする。この赤色発光する蛍光ガラスは、SiO↓2を90mol%以上含有し、平均細孔径1〜20nmの連続細孔を有する多孔質ガラスに、Eu及びその他の添加元素をドープさせた後、酸素含有雰囲気中で950℃以上の温度で焼成することによって製造することができる。図は、試作ガラス4の発光波長615nmの励起スペクトル、および各種試作ガラスの発光色、輝度ならびに透明性を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2018 INPIT