出願番号 |
特願2005-308393 |
出願日 |
2005/10/24 |
出願人 |
福井県 |
公開番号 |
特開2007-112607 |
公開日 |
2007/5/10 |
登録番号 |
特許第4332606号 |
特許権者 |
福井県 |
発明の名称 |
繊維束の引き出し方法及び繊維束引き出し装置 |
技術分野 |
機械・加工、繊維・紙 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
繊維束引き出し装置 |
目的 |
ボビンから引き出された繊維束を、幅方向折れ曲がりおよびねじれを生じさせることなく繊維束幅を安定させて走行させ、そして、ボビンから引き出された直後の変化する繊維束走行方向を短い距離にて所定の引き出し方向に収束させることができる繊維束の引き出し方法及び繊維束引き出し装置を提供する。 |
効果 |
ボビンから引き出された繊維束を、複数の凹状に湾曲形成された案内面に、案内面の曲率半径が小さくなる順に接触させて走行させるため、繊維束は幅方向折れ曲がりおよびねじれを生じることなく繊維束幅を安定させて走行し、そして、繊維束の走行方向をボビンから短い距離にて所定の引き出し方向に収束させることができる。 |
技術概要
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図1は繊維束引き出し装置の模式斜視図、図2は繊維束引き出し装置の模式平面図、図3は繊維束引き出し装置の模式側面図、図4は案内面を走行する繊維束に係る模式図、である。繊維束引き出し装置25は、ボビン1、水平ガイドロール4、案内面7及び8、水平ガイドロール5、そして走行位置規制ガイド3、3’により構成されている。なお、案内面7および8は円形断面形状の棒部材を凹状に湾曲させた湾曲ガイド20および21により形成されている。案内面の曲率半径が順に小さくなるようにして複数の案内面を設け、繊維束2を順に接触走行させることにより、繊維束2は幅方向折れ曲がりおよびねじれを生じることなく繊維束幅を安定させて、徐々に凹状に湾曲形成された案内面の中心部付近に収束し、その結果、繊維束2の走行方向は所定の引き出し方向Pに略一致することができる。つまり、繊維束2の走行方向を所定の引き出し方向に収束させたという状態になる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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