テープ状繊維束を用いた混繊繊維束の製造方法およびその製造装置

開放特許情報番号
L2009000020
開放特許情報登録日
2009/1/9
最新更新日
2019/10/3

基本情報

出願番号 特願2003-422572
出願日 2003/12/19
出願人 福井県
公開番号 特開2005-179829
公開日 2005/7/7
登録番号 特許第4273187号
特許権者 福井県
発明の名称 テープ状繊維束を用いた混繊繊維束の製造方法およびその製造装置
技術分野 繊維・紙、機械・加工
機能 機械・部品の製造
適用製品 テープ状繊維束を用いた混繊繊維束の製造装置
目的 同種の繊維束どうし、例えば強化繊維束と強化繊維束および熱可塑性樹脂繊維束と熱可塑性樹脂繊維束、または異種の繊維束どうし、例えば強化繊維束と熱可塑性樹脂繊維束について、これらの繊維束が連続して均一に混じり合い、丸断面形態またはテープ状形態をした混繊繊維束について製造することができる方法、およびそのための製造装置を提供する。
効果 複数本のテープ状形態にある繊維束を用いて、重ね合わせて加撚を行う方法、重ね合わせて開繊し加撚を行う方法、重ね折りをして開繊する方法、そして、重ね折りして開繊し加撚を行う方法などを用いて混繊を行うため、複数本の繊維束が単繊維レベルで均一に混繊した、丸断面形態の混繊繊維束またはテープ状形態の混繊繊維束を得ることができる。
技術概要
図1および図2は、テープ状繊維束を重ね合わせた後、撚糸加工を施す方法を実施する装置であり、図3は、テープ状繊維束を重ね合わせて開繊加工を施した後、撚糸加工を施す方法を実施する装置である。図1および図3の給糸用リール11aまたは11bから、また、図2の給糸用ボビン11a’または11b’から、それぞれ、テープ状繊維束Taまたはテープ状繊維束Tbを引き出す。なお、図2の装置では、テープ状繊維束が給糸用ボビンにトラバースされて巻かれているため、テープ状繊維束を一定の位置から給糸するよう、給糸用ボビンをトラバースさせる機構が採用される。重ね合わせ機構2として、図1から図3に示すような、2本の重ね合わせ用ロール21が接するように組み合わされた機構のものを用いることができる。重ね合わせ用ロール21は、例えば、硬度80のウレタンゴムロール製でできており、1本の重ね合わせ用ロール21が引取り用モーター22で回転駆動する機構となっている。また、重ね合わせ機構2では2本の重ね合わせ用ロール21の接圧力を制御する機構も付加することができる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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