後加工用難燃剤と、それを用いた難燃加工品

開放特許情報番号
L2009000019
開放特許情報登録日
2009/1/9
最新更新日
2009/1/9

基本情報

出願番号 特願2003-320378
出願日 2003/8/7
出願人 福井県
公開番号 特開2005-054161
公開日 2005/3/3
登録番号 特許第4206451号
特許権者 福井県
発明の名称 後加工用難燃剤と、それを用いた難燃加工品
技術分野 化学・薬品、繊維・紙
機能 材料・素材の製造
適用製品 後加工用難燃剤と、それを用いた難燃加工品
目的 安全性に優れたシリコーン化合物を用いて、有機高分子材料に高い難燃性を付与し得る後加工用難燃剤を提供し、更に、その後加工用難燃剤により難燃性を付与した難燃加工品と、その加工方法を提供する。
効果 この後加工用難燃剤は、製品に後加工で難燃性を付与する後加工法であるので、素材難燃化法に比べて、セルロースなどの溶融しない材料にも使用できる等、素材を選ばない利点がある他、必要時に必要量、加工ができ効率的であり、しかも処理が容易である。また、この後加工用難燃剤は、シリコーン化合物を主成分とするため、ハロゲン化合物系難燃剤と違い、有毒ガスを発生することがない。更に、この後加工用難燃剤は、リン化合物や窒素化合物を含まないので、生体への悪影響等の環境面への危険性がない。
技術概要
 
150℃以上の温度雰囲気下で、シリコーン化合物が溶融、発泡して、被加工体の有機高分子材料を難燃化する機能を有する、シリコーン化合物を主成分とする後加工用難燃剤である。また、全有機基数の80%以上がフェニル基であると同時に、少なくとも60モル%以上が分子式RSiO↓3↓/↓2(Rは有機基)で示される単位を含むシリコーン化合物を主成分とする、後加工用難燃剤である。そして、金属水酸化物が添加されている後加工用難燃剤である。そして、後加工用難燃剤が、被加工体である有機高分子材料の少なくとも一方の面に、難燃機能層を形成している難燃加工品である。そして、難燃機能層の、被加工体である有機高分子材料に対する重量比が、その単位表面積あたり2重量%以上である難燃加工品である。そして、有機高分子材料が、5mm以下の厚みをもつ薄物形状である難燃加工品である。そして、有機高分子材料が、ポリエステル、又はナイロン、又はセルロース系、又はタンパク質系のいずれか1種、もしくはその組み合わせからなる素材である難燃加工品である。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 この後加工用難燃剤は、従来のシリコーン化合物難燃剤が有機高分子材料の炭化物と不燃層を形成して難燃性を得るのに対して、それ自体が溶融、発泡し、空気遮断効果と分解物の拡散抑止効果を更に高め、同時に外熱に対しての断熱効果をも発揮する層を形成する機構であるので飛躍的な難燃効果が得られる。
改善効果2 この後加工用難燃剤は、シリコーン化合物が溶融、発泡して難燃性を得ることが主体であり、有機高分子材料の炭化物との燃焼時における複合化を必ずしも必要としないので、有機高分子材料の種類をあまり選ばない。したがって、一般に使用される有機高分子材料のポリエステルやナイロン、綿、麻、レーヨン、紙などのセルロース系、及び絹、羊毛などのタンパク質系を難燃化できる。
改善効果3 燃焼時にシリコーン化合物が溶融、発泡しつつ被加工体のいかなる形状の表面部をも柔軟な溶融状態で覆いつくし、確実な空気遮断と分解物の拡散抑止効果を得て、同時に断熱効果をも発揮し、これらの相乗効果によって飛躍的な難燃性を得ることを可能にする。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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