出願番号 |
特願2005-075976 |
出願日 |
2005/3/16 |
出願人 |
国立大学法人鳥取大学 |
公開番号 |
特開2006-255575 |
公開日 |
2006/9/28 |
登録番号 |
特許第4543173号 |
特許権者 |
国立大学法人鳥取大学 |
発明の名称 |
アルキル化反応用触媒およびアルキル置換芳香族化合物の製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
アルキル化反応用触媒およびアルキル置換芳香族化合物 |
目的 |
アルキル置換芳香族を製造する反応系において高い活性を有し、反応後の生成物混合溶液から濾過のような方法で分離可能なアルキル化反応用触媒を提供する。 |
効果 |
アルキル置換芳香族を製造する反応系において高い活性を有し、反応後の生成物混合溶液から濾過のような方法で分離でき、繰り返し使用が可能なアルキル化反応用触媒を提供できる。 |
技術概要 |
式:(Nb↓2O↓5)↓x(WO↓3)↓1↓−↓x(P↓2O↓5)↓yで表される複合酸化物を含むアルキル化反応用触媒である。式中、x、yは0.05≦x≦0.7、0.08≦y≦0.29を示す。このアルキル化反応用触媒の存在下にて芳香族化合物とアルコールを反応させてアルキル化するアルキル置換芳香族化合物の製造方法である。アルキル化反応用触媒を反応後の生成物混合溶液から分離し、反応に繰り返し使用するアルキル置換芳香族化合物の製造方法である。芳香族化合物は、アニソールであり、アルコールはベンジルアルコールである。酸化ニオブ、シュウ酸を水に添加し、シュウ酸ニオブ水溶液を調製する。タングステン酸アンモニウム水和物を水に添加してタングステン酸アンモニウム水溶液を調製する。シュウ酸ニオブ水溶液、タングステン酸アンモニウム水溶液を式の複合酸化物のxの値になる割合で混合する。この混合液に式の複合酸化物のyの値になる濃度のリン酸水溶液を添加する。この混合液を撹拌しながら80〜110℃に加熱して水を蒸発させて粉体を得る。次いで、この粉体を空気中にて100℃でさらに乾燥した後、空気中で500℃前後で焼成する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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