出願番号 |
特願2005-260554 |
出願日 |
2005/9/8 |
出願人 |
国立大学法人静岡大学 |
公開番号 |
特開2007-070298 |
公開日 |
2007/3/22 |
登録番号 |
特許第4934803号 |
特許権者 |
国立大学法人静岡大学 |
発明の名称 |
ポリアセタールからホルムアルデヒドを回収する方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
ポリアセタールからホルムアルデヒドを回収する方法、自動車、家電製品 |
目的 |
ポリアセタールから低温領域で効率的にホルムアルデヒドを回収することができるポリアセタールからホルムアルデヒドを回収する方法の提供。 |
効果 |
ポリアセタールから低エネルギーで効率的に高い回収率でホルムアルデヒドを回収することができる。 |
技術概要 |
この技術では、ポリアセタールをプロトン(H↑+)を発生可能な固体触媒を用いて乾式で熱分解してポリアセタールからホルムアルデヒドを回収する。プロトン(H↑+)を発生可能な固体触媒は、金属酸化物を酸処理した固体触媒、又はプロトン(H↑+)交換型ゼオライトであるとすることができる。また、金属酸化物を酸処理した固体触媒は、金属酸化物を硫酸水溶液に浸漬し、乾燥後で200℃〜500℃の温度範囲で焼成して得られる固体触媒であるとすることができる。ここで、金属酸化物中に含む硫酸イオン濃度が1〜12質量%となるように調整した硫酸水溶液を用いるとすることが好ましい。また、金属酸化物が、アルミナ、酸化チタン、シリカ、酸化鉄及び酸化ジルコニウムの群から選ばれる少なくとも1種であるとすることができる。ポリアセタールの破砕物とペレット状又は粉末状の固体触媒を、固体触媒/ポリアセタールの質量比が1/6〜1/100の範囲となるように混合して不活性ガス雰囲気中で180℃↑−350℃の温度範囲で熱分解するとしてもよい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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