出願番号 |
特願2006-236599 |
出願日 |
2006/8/31 |
出願人 |
国立大学法人静岡大学 |
公開番号 |
特開2008-055349 |
公開日 |
2008/3/13 |
登録番号 |
特許第4714877号 |
特許権者 |
国立大学法人静岡大学 |
発明の名称 |
微小物質固定装置及び微小物質固定方法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
光トラップ、マイクロマシン、MEMS |
目的 |
液中に存在する複数の微小物質の中から任意に選択した微小物質のみを、該微小物質に何ら影響を与えることなく確実且つ容易に基板上に固定でき、しかも、作業環境や液体の種類に影響を受けることなく、あらゆる種類の微小物質をコストをかけずに基板上に固定することができる微小物質固定装置、及び、微小物質固定方法の提供。 |
効果 |
本技術によれば液中に存在する複数の微小物質の中から任意に選択した微小物質のみを、微小物質に何ら影響を与えることなく確実且つ容易に基板上に固定でき、しかも、作業環境や液体の種類に影響を受けることなく、あらゆる種類の微小物質をコストをかけずに基板上に固定することができる。 |
技術概要
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この技術では、対向面に金属層が形成されたカバーガラスを、ポリスチレン微粒子が予め投入された純水を間に介在させた状態でITOガラス上に対向配置させる。次に、レーザ光を照射すると共に照射したレーザ光を純水内でスポットとして集光させ、ポリスチレン微粒子を光放射圧によって捕捉する。また、ITOガラスをXY方向及びZ方向の3方向に適宜移動させて、捕捉されたポリスチレン微粒子をITOガラス上の所定位置に近接させる。次に、ITOガラスと金属層との間に所定電圧値の電圧を印加して、捕捉されたポリスチレン微粒子をITOガラス上に引き寄せて固定させる。また、電圧値を所定電圧値よりも上げた状態で再度電圧を印加して、金属層から金微粒子をポリスチレン微粒子が固定されたITOガラスに向けて電気泳動により移動させると共に、ITOガラス上に堆積させることで金属膜を成膜させる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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