出願番号 |
特願2006-195892 |
出願日 |
2006/7/18 |
出願人 |
国立大学法人静岡大学 |
公開番号 |
特開2008-025626 |
公開日 |
2008/2/7 |
登録番号 |
特許第4528979号 |
特許権者 |
国立大学法人静岡大学 |
発明の名称 |
粒子トーショナルダンパ |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
往復機関、クランクシャフト、ゴムトーショナルダンパ、オイルトーショナルダンパ |
目的 |
クラッチ要素としての粒子の極めて優れた機能を活かしながらも、慣性体要素と、取付要素との相互のレイアウトを、革新的且つ大胆な配置にして、よりシンプルな形態で実用的な制振性能が得られる粒子トーショナルダンパの開発。 |
効果 |
本技術によれば、制振性能に優れた鋼球等の粒子をクラッチ要素として使用しながらも、構成する部材のレイアウトを工夫することにより、シンプルな構造にすることができる。特に慣性体要素を、ディスク状の取付要素の外周側において支持するという、いわば大胆なレイアウトを採ることによって、慣性体要素は、回転マスとしての機能と、粒子群のケーシングとしての作用とを併せ持った合理的な構成が得られる。 |
技術概要
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この技術の粒子トーショナルダンパは、被制振軸に取り付けられる取付要素と、これに取り付けられる慣性体要素と、これら双方に当接するクラッチ要素とを具えて成り、取付要素は、被制振軸にはその外周部を摩擦リングとしたディスクを有する。一方慣性体要素は、円環状で内部に作動室を備えたケーシングマスにより構成され、且つ摩擦リングを作動室に内包するような状態でディスク外周寄りの軸受に支持される。更にクラッチ要素は、複数の粒状態により作動室内に可動状態に収められて、その内壁と摩擦リングにともに接している。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【否】
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