出願番号 |
特願2006-152729 |
出願日 |
2006/5/31 |
出願人 |
国立大学法人静岡大学 |
公開番号 |
特開2007-319078 |
公開日 |
2007/12/13 |
登録番号 |
特許第4940427号 |
特許権者 |
国立大学法人静岡大学 |
発明の名称 |
ポリ乳酸の分解方法及び微生物 |
技術分野 |
有機材料、食品・バイオ |
機能 |
安全・福祉対策 |
適用製品 |
生分解性プラスチック、サッカロスリクス属放線菌、ストレプトマイセス属放線菌 |
目的 |
ポリ乳酸を効率よく分解可能なポリ乳酸分解方法及びこれに利用可能な微生物の提供。 |
効果 |
本技術によれば、ポリ乳酸を効率よく分解可能なポリ乳酸分解方法及びこれに利用可能な微生物を提供することができる。 |
技術概要 |
この技術では、ポリ乳酸分解能を有する微生物バチルス・リケニフォルミス又はその破砕物を用いて、ポリ乳酸を分解する。ポリ乳酸としては、乳酸を主成分とする重合体であればよく、ポリL−乳酸及びポリD−乳酸のようなホモポリマー、ポリL/D−乳酸、これらと他の成分から構成される共重合を挙げることができる。共重合体である場合には、乳酸成分は重量比率が10%以上のものであることが好ましい。また共重合体を構成する他の成分としては、ε−カプロラクトン、グリコリド、デプシペプチド等を挙げることができる。これらの他の成分は1種であっても、2種以上であってもよい。分解可能ポリ乳酸の分子量には特に制限はないが、例えば数平均分子量10,000〜100,000、分解速度の観点から好ましくは50,000〜300,000とすることができる。なお、ポリ乳酸の分解方法に用いられる微生物は、バチルス・リケニフォルミスである。バチルス・リケニフォルミスであれば、いずれの菌株であってもよいが、特に、バチルス・リケニフォルミスT7−2株であることが分解活性の高さから好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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