繰り返される大型車両横転事故を未然に防止

開放特許情報番号
L2008005806
開放特許情報登録日
2008/11/21
最新更新日
2010/7/2

基本情報

出願番号 特願2008-545450
出願日 2007/11/22
出願人 国立大学法人東京海洋大学
公開番号 WO2008/062867
公開日 2008/5/29
登録番号 特許第4517107号
特許権者 国立大学法人東京海洋大学
発明の名称 重心検知装置および横転限界速度予測装置並びに貨物重量予測装置並びに演算プログラム
技術分野 輸送、機械・加工、その他
機能 制御・ソフトウェア、検査・検出、安全・福祉対策
適用製品 車両の安全走行装置(大型車両横転警報装置、貨物重量予測装置)
目的 国際間の輸出入により商取引されるコンテナ貨物は、コンテナ内の積載状態が未確認のまま輸送される。このため、従来からコンテナ輸送車両による様々な不都合が社会的に問題視されている。例えば、コンテナ内の貨物の偏荷重に依拠した、コンテナの扉開封時の貨物の荷崩れ落下やコンテナ輸送車両の曲路における走行不安定といった事態が深刻な事故を引き起こし社会問題に発展するに至っている。 本発明はこれらの問題を解決することを目的としている。
効果 本発明の重心検知装置は,貨物を搭載可能な,牽引車両に牽引される車両の3次元重心位置を適切に導ける。また,本発明の横転限界速度予測装置は,牽引車両に牽引される車両の横転限界速度を適切に導ける。 特に,コンテナが替わっても,かつ,コンテナを開けることなく,30秒間の一般走行で重心位置を検知でき,また,途中で荷崩れ等が起きても,再計測で重心移動として検知できることから,例えば,コンテナを搭載したコンテナシャーシをトラクタにより牽引するトレーラトラックの輸送時の安全管理等に利用できる。
技術概要
 
牽引車両,特にトレーラ・トラックのトラクタ部に設置した2次元角速度センサからローリングおよびピッチングに伴う固有周波数を測定し,それを基にトレーラ・トラックの3次元空間上の重心位置を自動的に測定する装置である。 また,検知された重心位置を基に,モーメントの式から横転限界条件,回転限界条件を求め,それらを同時に満たす条件から,車両が走る曲路の曲率半径に応じた車両の横転限界速度を適切に導ける,横転限界速度予測装置である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 牽引車両に牽引される車両の3次元重心位置を適切に導ける。
アピール内容 下記、技術実績、供与実績、事業化情報、特に特許権譲渡の可否、特許権実施許諾の可否については、直接お問い合わせください。

登録者情報

登録者名称 東京海洋大学

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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