ビール粕水溶性画分とその製造方法

開放特許情報番号
L2008005686
開放特許情報登録日
2008/11/14
最新更新日
2008/11/14

基本情報

出願番号 特願2006-086969
出願日 2006/3/28
出願人 国立大学法人静岡大学
公開番号 特開2006-305561
公開日 2006/11/9
発明の名称 ビール粕水溶性画分とその製造方法
技術分野 化学・薬品、食品・バイオ
機能 材料・素材の製造、環境・リサイクル対策、食品・飲料の製造
適用製品 ビール粕の処理方法、ビール粕の減容化、ビール粕水溶性画分の製造、ビール粕水溶性画分を用いたメタン発酵
目的 多量の水分を含むビール粕を乾燥して飼料化、肥料化する従来の処理方法はエネルギーコストから最適ではない。ビール粕を乾燥することなく減容化する方法、及びその減容化で発生する水溶性画分をメタン発酵させて活用する処理方法が考えられているが、先行技術は高温高圧下の水熱処理を採用していることから、水可溶化成分以外に油状成分およびガス成分を生成し適切な処理法ではない。この技術は、低コストで効率よくビール粕を減容化し、低コストで効率よくメタン発酵に適したビール粕水溶性画分を得るビール粕水溶性画分の製造方法を提供する。
効果 従来技術は高温高圧下の水熱処理により有機性固形分を分解するため、水可溶化成分以外に、メタン発酵の原料とならずにメタン発酵の活性低下を引き起こす油状成分や、メタン発酵の原料として寄与しないガス成分を生成する問題がある。この技術によると、低い温度・圧力で可溶化を行っていることから、従来技術よりも若干有機固形分の分解率は低くなるものの、そのほぼ全量が水溶性有機物となり、また、その大部分が水溶性糖質となることから、有機物の資化率が高く、十分なメタン生成量を得ることが可能である。
技術概要
この技術は、ビール粕を乾燥することなく減容化する方法、及びその減容化にともない発生する水溶性画分の処理方法を提供する。ビール粕水溶性画分の製造方法は、150〜220℃、好ましくは160〜200℃で、この温度における飽和蒸気圧を超えない圧力下にある水にビール粕を10〜30分、好ましくは15〜20分接触させる。用いるビール粕は特に制限されないが、効率良くビール粕水溶性画分が得られ、得られるビール粕水溶性画分によりメタン発酵が出来るものである。水処理工程における高温・高圧水とビール粕を接触させる方法としては、例えば、ビール粕と水をステンレス製の耐圧容器の中に入れ、容器を密閉し、所定温度に設定された油浴の中に容器を入れて保温する方法などが挙げられる。高温・高圧水に酸又はアルカリを添加すると、非添加時に比べて低い温度や短い接触時間でも効率良くビール粕水溶性画分を得ることができる。このようにして得られるビール粕水溶性画分は全有機炭素が0.3%以上を含有する。得られるビール粕水溶性画分に含まれる有機物としては水溶性糖類が主成分であり、メタン発酵の資化率も高く、経済的に十分な量のメタンが得られる。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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