出願番号 |
特願2007-063135 |
出願日 |
2007/3/13 |
出願人 |
国立大学法人島根大学 |
公開番号 |
特開2008-224420 |
公開日 |
2008/9/25 |
登録番号 |
特許第4852762号 |
特許権者 |
国立大学法人島根大学 |
発明の名称 |
光ファイバ照明装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
制御・ソフトウェア、安全・福祉対策 |
適用製品 |
生体機能を光学的に測定するための光ファイバ照明装置 |
目的 |
試料由来の透過光強度または蛍光強度の変化量に比して試料上の測定点への入射光または励起光の変化量が無視できるほどに、光強度を超安定化させた高輝度の照明装置の提供。 |
効果 |
本技術によれば、蛍光のみでなく、吸光測光により生体試料の高精度の測定も可能である。また、ナトリウム、カリウム、カルシウム等の細胞内外のイオン濃度を光学的に多点測定することも可能である。なお、照明装置のみ置換すればよいので、既に導入しているシステムの性能を簡便に向上させることが可能となる。 |
技術概要
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この技術は、生体試料が対象であり、脳や心臓等における膜電位や細胞内外のイオン濃度等を指標として、生体機能を、試料上の非常に多数の測定点から光強度の微細な経時変化として光学的に測定する吸光測光装置または蛍光測光装置用の照明装置であって、揺らぎ検出部で照射光強度の時間的な変化(揺らぎ)を検出し、これに基づきPWM制御用の制御電圧を発生させる。PWM制御部では、水晶発振器と256進カウンタと8ビットDA変換器で鋸波を発生させ、アナログ比較器によって制御電圧との比較をおこない、LEDを高速に点滅させる。すなわち、アーク光の時間的な微細な揺らぎをLEDが光量補償して発光する。LEDからの光は励起フィルタにより蛍光帯域にかかる波長帯を取り除いた後、補償光ファイバ束により導光され、主ファイバ束に合流後大脳皮質に照射される。このとき、補償光ファイバ束内でもLEDからの光ファイバをランダムに混合し、合流後にも主ファイバ束内の光ファイバともランダムに混合し、空間的な輝度の違いを解消するようにする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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