出願番号 |
特願2007-049627 |
出願日 |
2007/2/28 |
出願人 |
国立大学法人島根大学 |
公開番号 |
特開2008-211984 |
公開日 |
2008/9/18 |
登録番号 |
特許第4929464号 |
特許権者 |
国立大学法人島根大学 |
発明の名称 |
土壌管理方法 |
技術分野 |
機械・加工、化学・薬品 |
機能 |
制御・ソフトウェア、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
工場跡地の土壌に染み込んだ油、浄化液 |
目的 |
現実の土壌に対しても液体の拡散ないし浸透を効率的におこなうことを目的とし、これを応用して、土壌浄化または施肥を効率的におこなう方法の提供。 |
効果 |
本技術によれば、マクロポアとミクロポアが混在する現実の土壌に対しても、不飽和状態を維持するような液体供給により、液体をムラなく土壌全体に行き渡らせることが可能となる。土壌浄化の場合には、従来のように穴を多数設けなくても、地表から散布するだけで効率的な浄化が可能となる。 |
技術概要
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この技術では、土壌中の液体の移動を制御する土壌管理方法であって、予め測定しておいた対象土壌の飽和透水係数の1/10以下の値の供給速度となるように液体を地表から滴下ないし散布する。すなわち、植物の根の跡や昆虫その他の地中生物の生活跡などのマクロポア(粗大間隙:〜ミリオーダー、場合によってはサブミリオーダー)が存在するような現実の土壌であっても、マクロポアへの選択的液体移動を回避し、毛管力により保持されているような土砂間、すなわちミクロポア(微細間隙:土壌組成物自体の間隙)への液体拡散ないし液体浸透を実現する。これにより、空間的にムラのない液体浸透が実現される。また、供給速度を、不飽和透水係数曲線において吸引圧(suction)が−10kPaに対応した不飽和透水係数の値以上となるようにする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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