出願番号 |
特願2006-243142 |
出願日 |
2006/9/7 |
出願人 |
国立大学法人静岡大学 |
公開番号 |
特開2007-104655 |
公開日 |
2007/4/19 |
登録番号 |
特許第4469988号 |
特許権者 |
国立大学法人静岡大学 |
発明の名称 |
ノイズキャンセル機能付きA/D変換器 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
ノイズキャンセル機能付きA/D変換器 |
目的 |
ランダムノイズ低減の機能をA/D変換器の回路のなかに組み込むことで回路の規模を大きくすることなく、ランダムノイズ低減とA/D変換とを行うもので、特に、CMOSイメージセンサのカラムに集積化するA/D変換器として有用である。さらに、実装面積を減らすために、1つの回路で2つの入力信号に対してノイズキャンセルとA/D変換とを行えるようにする。 |
効果 |
ランダムノイズ低減の機能をA/D変換器の回路のなかに組み込むことで回路の規模を大きくすることなく、ランダムノイズ低減とA/D変換とを行うA/D変換器が提供される。 |
技術概要
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図1に示す回路AD0は、増幅段AMPと、その出力を受けて巡回型A/D変換を行うA/D変換段ADCとを備える。この回路の増幅段AMPは、反転増幅器6と2つのキャパシタCp1、Cp2とを有している。キャパシタCp2は反転増幅器6の入力6aと出力6bとの間に接続され、キャパシタCp1は、入力INと反転増幅器6の入力6aとの間に接続されている。入力信号VinはキャパシタCp1を経由して反転増幅器6の入力6aに提供される。この増幅段AMPにおける利得GはCp1/Cp2で与えられる。反転増幅器6として、反転入力および非反転出力を有する演算増幅回路を用いることができる。反転増幅器6は、例えばMOS増幅回路からなることができる。図2は、ノイズ低減機能をもった巡回型A/D変換器の回路を示す。図3は、図2に示す巡回型A/D変換器を部分的に変更したA/D変換器を示す図面である。図4は、図2の回路のアレイをイメージセンサアレイのカラムに配置して、イメージセンサアレイとA/D変換器のアレイとを集積化したイメージセンサを示す図面である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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