出願番号 |
特願2005-294586 |
出願日 |
2005/10/7 |
出願人 |
国立大学法人静岡大学 |
公開番号 |
特開2007-104531 |
公開日 |
2007/4/19 |
登録番号 |
特許第4478798号 |
特許権者 |
国立大学法人静岡大学 |
発明の名称 |
オフセット低減機能をもつ巡回型A/D変換器、およびオフセット電圧を低減する方法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
オフセット低減機能をもつ巡回型A/D変換器とこれを用いたディジタル出力イメージセンサ |
目的 |
CMOSイメージセンサ出力のような、ノイズ成分からなるリセットレベルとノイズ成分に有意な信号成分が重畳した信号レベルが交互に出力される信号形態において、信号処理に適するオフセット電圧低減機能をもつ巡回型A/D変換器を提供する。 |
効果 |
巡回型A/D変換器の回路中に少数の制御スイッチを追加するだけであり、このことにより効果的にオフセットキャンセルが行える。また、イメージセンサのカラムに組み込むことにより、1/fノイズのキャンセルが行える。回路面積の増大を招くことが少なく、かつ消費電力をあまり増大させない。 |
技術概要
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図1に、画素部のノイズキャンセル機能を有する巡回型A/D変換器において、アンプのオフセット電圧と1/fノイズを低減する機能をもった巡回型A/D変換器の回路を示す。その動作原理を説明する図を図2に示す。また、動作タイミングを図3に示す。図1中の1は差動入力−差動出力増幅器であり、2及び3は比較器であり、4はデコーダであり、5はディジタル−アナログ変換器(DAC)である。なお、φで始まる記号は制御信号を表しており、制御信号がW1Wのときに、その制御信号により制御されるスイッチはオンとなり、制御信号がW0Wのときに、その制御信号により制御されるスイッチはオフとなる。これらの制御信号は、イメージアレイから光電荷を外部に転送する制御信号と同期して発生されるものであり、制御部により発生される。巡回型A/D変換器をイメージセンサのカラムに組み込み、ノイズキャンセル機能を持たせる場合の動作タイミング図を図3に、その場合のイメージセンサのブロック図を図4に示す。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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