出願番号 |
特願2005-091799 |
出願日 |
2005/3/28 |
出願人 |
国立大学法人静岡大学 |
公開番号 |
特開2006-271503 |
公開日 |
2006/10/12 |
発明の名称 |
三次元計測機能つき内視鏡装置 |
技術分野 |
生活・文化、電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
三次元計測機能つき内視鏡装置 |
目的 |
内視鏡における三次元計測技術において、ベースライン距離が短いにもかかわらず、量子化誤差を軽減し、距離分解能を向上させる。 |
効果 |
量子化誤差を低減する手法は広く利用可能なものであり、ベースラインを大きく取れない分野、すなわち内視鏡に適用すればカメラ(撮像素子)の移動に用いるアクチュエータも小型の圧電素子たとえばピエゾ素子を用いることができ、小型化が可能である。 |
技術概要
 |
図1(a)は、投光器1、カメラ2、カメラの撮像レンズ3、カメラの撮像素子4及び対象物5の配置を示す概念図である。ただ一つのドットのみを投光器1から照射し、カメラ2でその位置を捉える。撮像レンズ3の開口部を通過してきた対象物5からの反射光が撮像素子4の上で結像し、それぞれのベクトルOA、OBが得られる。既知の投光器の射出孔Aとカメラのレンズ中心Bとの距離AB(ベースライン距離)と、ベクトルの交点とから対象物5のある一点Oの三次元位置が求められる。撮像面である撮像素子を移動させる構成を、図2に示す。内視鏡の挿入部20の先端が示されており、投光器としてライトガイド6及び投光レンズ7が設けられている。投光レンズ7からはマルチビームのスポットドット光が投光され、対象物5を照射する。対象物5から反射した光は撮像レンズ3により、CCDやCMOSによる撮像素子4上に像を結ぶ。撮像素子4はフローティング状態に保持されており、アクチュエータ8の一端と結合することにより微小距離移動可能になっている。図3は量子化誤差を軽減するためのカメラ移動を示す図で、(a)は左右方向への移動を示し、(b)は前後方向への移動を示している。 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|