出願番号 |
特願2005-034798 |
出願日 |
2005/2/10 |
出願人 |
国立大学法人静岡大学 |
公開番号 |
特開2006-222782 |
公開日 |
2006/8/24 |
登録番号 |
特許第4613311号 |
特許権者 |
国立大学法人静岡大学 |
発明の名称 |
2重積分型A/D変換器、カラム処理回路、及び固体撮像装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
2重積分型A/D変換器、カラム処理回路、及び固体撮像装置 |
目的 |
画素等のアナログ信号出力回路からのアナログ信号を多数回サンプルすることでランダムノイズの低減を効率的に行うとともに、量子化ノイズの低減やダイナミックレンジの拡大を簡単な回路構成で実現でき、データ変換時間も大幅に短縮可能で、且つ高分解能なA/D変換出力を得ることができる2重積分型A/D変換器、この2重積分型A/D変換器を集積化したカラム処理回路、及びこのカラム処理回路を搭載した固体撮像装置を提供する。 |
効果 |
画素等のアナログ信号出力回路からのアナログ信号を多数回サンプルすることでランダムノイズの低減を効率的に行うとともに、量子化ノイズの低減やダイナミックレンジの拡大を簡単な回路構成で実現でき、データ変換時間も大幅に短縮可能で、且つ高分解能なA/D変換出力を得ることができる2重積分型A/D変換器、この2重積分型A/D変換器を集積化したカラム処理回路、及びこのカラム処理回路を搭載した固体撮像装置を提供できる。 |
技術概要
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図1は固体撮像装置(2次元イメージセンサ)の半導体チップ上のレイアウトを説明する模式的平面図である。図2は固体撮像装置のカラム処理回路の構成を説明する概略的なブロック図である。図3は図2のカラム処理回路の内の1つに配置された2重積分型A/D変換器の構成を説明する概略的な回路図である。図4は図3に示す2重積分型A/D変換器の出力段の回路構成を説明する図である。2重積分型A/D変換器は、一定のインクリメント電圧を階段状に逐次上昇するアナログ積分器23と;このアナログ積分器23の出力を一方の端子(−)に、アナログ信号xを他方の端子(+)に入力し、アナログ信号xがアナログ積分器23の出力より大きければ、ハイレベルw=1のデジタル信号を出力し、小さければロウレベルw=−1の信号を出力する比較器24と、この比較器24の出力をデジタル領域で積分する初段デジタル積分器25と、この初段デジタル積分器25の出力をデジタル領域で積分する2段目デジタル積分器26とを備える。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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