出願番号 |
特願2005-028866 |
出願日 |
2005/2/4 |
出願人 |
国立大学法人静岡大学 |
公開番号 |
特開2006-214908 |
公開日 |
2006/8/17 |
登録番号 |
特許第4164578号 |
特許権者 |
国立大学法人静岡大学 |
発明の名称 |
高エネルギー線源方向判別環状システム |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
高エネルギー線源方向判別環状システム |
目的 |
高エネルギー線の飛来方向を識別し、線源方向を特定する技術において、一次元センサーをリング状または多角形状にすることにより、その出力分布から放射線の飛来方向を特定しようとするものであり、高エネルギーの放射線は入射側のセンサーを貫通し、出射側のセンサーからも信号出力が得られ、一入射側と出射側の直線を結ぶ方向として線源方向を特定出来るので高い精度が得られるようにする。 |
効果 |
多数飛来する放射線を積分強度分布として計測し、かつ、適当な時間間隔で、任意にその時間内で入射した放射線量と飛来方向を求められるので、計算方法も簡単であり、また、回路構成も極めて簡単化できる。特に核利用施設のモニタリング、核廃棄物のモニタリングにおいて、その線源方向の特定において極めて、有効に機能するものとなる。 |
技術概要
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複数の単位センサーをリング状または多角形状に配置して構成される一次元センサーの出力信号分布に基づいて、一次元センサーの外側から到来する高エネルギー線の方向を推定する高エネルギー線源方向判別環状システムであって、一次元センサーの出力信号の強度分布は、一次元センサーを構成する各単位センサーと前記高エネルギー線とのなす角によって決まる実効面積によるものであり、一次元センサーの出力信号の強度分布を取得し、取得された強度分布に基づいて高エネルギー線の方向を推定する。図1(a)は一次元センサー1をリング状にしたものに、Rの方向から放射線が入射することを示している。図1(b)はそのときのセンサーからの出力信号強度分布を示している。図2(a)は一次元センサー1をリング状にしたものの外周にコリメータ2を配置したものに、Rの方向から放射線が入射することを示している。図2(b)はそのときのセンサーからの出力信号強度分布を示している。図3はセンサーとコリメータとの位置関係を示す拡大図、図4はリング状一次元センサーを積層した構成を示す図である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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