出願番号 |
特願2005-028865 |
出願日 |
2005/2/4 |
出願人 |
国立大学法人静岡大学 |
公開番号 |
特開2006-214907 |
公開日 |
2006/8/17 |
登録番号 |
特許第4164577号 |
特許権者 |
国立大学法人静岡大学 |
発明の名称 |
高エネルギー線源方向判別システム |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
高エネルギー線源方向判別システム |
目的 |
高エネルギー放射線の飛来方向を検出する技術において、傾斜角度での入射に対する、コリメータの陰を利用して放射線の飛来方向を特定できるようにする。 |
効果 |
多数飛来する放射線を積分強度分布として計測し、かつ、適当な時間間隔で、任意にその時間内で入射した放射線量と飛来方向を求められるので、計算方法も簡単であり、また、回路構成も極めて簡単化できる。核利用施設のモニタリング、核廃棄物のモニタリングにおいて、その線源方向の特定において極めて、有効に機能するものとなる。 |
技術概要
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図1はセンサーとコリメータの配置を横から見た図、図2は各線源に対するセンサー出力を示す図、図3は2次元センサーにおける配置とコリメータの影を示す正面図、である。例えば、1次元センサーA、Bの2個を空間的に離して配置する。センサーの感度面の長さMの2分の1の距離D1だけ離して、センサーをはさむ形でコリメータが置かれている。コリメータの材質は高エネルギー線に対し遮蔽機能を有すもの(鉛など)とし、コリメータの開口はセンサーの感度面の大きさと同じとする。また、D1=D2とする。図1に示されるように、センサーA1とセンサーB2とがD2の間隔で置かれている。さらに、コリメータS3がセンサーA1の上面にD1の間隔を保って、またコリメータT4がセンサーB2の下面にD1の間隔を保って置かれている。センサーの感光面とコリメータの開口は同じ寸法となっている。ここでの寸法は、受光角に留意しながら任意に設定できる。図2の最上段は、図1におけるE1の方向、即ち、センサーの鉛直方向から放射線が入射した場合のセンサーA1とセンサーB2の信号分布を示す。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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