リグノフェノール系吸着媒体及びそれを用いた有機物の処理方法

開放特許情報番号
L2008005484
開放特許情報登録日
2008/10/24
最新更新日
2015/11/11

基本情報

出願番号 特願2007-035527
出願日 2007/2/15
出願人 独立行政法人科学技術振興機構
公開番号 特開2008-194656
公開日 2008/8/28
登録番号 特許第4826981号
特許権者 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 リグノフェノール系吸着媒体を用いた色素の吸着処理方法
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 リグノフェノール系吸着媒体及びそれを用いた有機物の処理システム
目的 水や有機溶媒に含まれる有機物を吸着により効率的に分離回収するためのリグノフェノールを活用した新規な吸着媒体及びそれを用いた有機物の処理方法において、さらに詳しくは、環境に優しいリグノフェノールを親水性や疎水性にしたり、さらに三次元化や複合化することにより得られるリグノフェノール系吸着媒体及びそれを用いた有機物の処理方法を提供する。
効果 リグノフェノール系吸着媒体によれば、活性炭と異なり有機物に対する吸着能が高く、有機物を効率よく除去できる。この吸着媒体の原料となるリグノフェノールは、たとえば廃材、間伐材、製材の際に発生する木粉等の豊富な廃棄物を原料としているので、安価である。このリグノフェノール系吸着媒体を使用した後は、アルカリ処理などにより元のリグノフェノールに戻し、再使用が可能であるので、環境にやさしい吸着媒体を得られる。
技術概要
リグノフェノール系吸着媒体は、リグノフェノールを主成分とし、有機物に対する吸着能を有する。この構成において、リグノフェノールは、好ましくは、リグノセルロースとフェノール類とのフェノール置換体を、濃酸との界面反応で得られる。フェノール類は、好ましくは、フェノール、p(パラ)−クレゾール、m(メタ)−クレゾール、o(オルト)−クレゾール、アニソール、2,4−ジメトキシフェノール、2,6−ジメトキシフェノール、2,4−ジメチルフェノール、2,6−ジメチルフェノール、プロピルフェノール、i−プロピルフェノール、tert−ブチルフェノール、カテコール、レゾルシノール、ピロガロール、フロログルシノール、ビスフェノール、バニリン、シリンゴール、グアイアゴール、フェルラ酸、クマル酸の何れか、又は、これらの組み合わせである。図1は、リグニンからp−クレゾール型のリグノフェノールに変換する化学反応式を示す図である。図1の反応においては、リグニン1をp(パラ)−クレゾールを用いてフェノール置換体とし、硫酸(H↓2SO↓4)と反応させ、p−クレゾール型のリグノフェノール2と水溶性炭水化物(糖類)とに分離している。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 リグノフェノール系吸着媒体は、親水性や疎水性、その分子量分布を自由に制御することにより、処理対象の化合物などの用途に応じ、最適な吸着媒体を設計でき、さらに、これまで困難であった有機溶媒中に含まれる有機物の吸着分離回収することができる。
アピール内容 当ライセンス情報は、独立行政法人科学技術振興機構の『研究成果展開総合データベース(J−STORE)』に掲載中の情報をもとに作成したものです。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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