出願番号 |
特願2006-321200 |
出願日 |
2006/11/29 |
出願人 |
国立大学法人宇都宮大学 |
公開番号 |
特開2008-136314 |
公開日 |
2008/6/12 |
登録番号 |
特許第5098012号 |
特許権者 |
国立大学法人宇都宮大学 |
発明の名称 |
振動移動方法及び振動移動装置 |
技術分野 |
輸送、電気・電子 |
機能 |
安全・福祉対策、免振・制振 |
適用製品 |
移動装置、運搬装置 |
目的 |
この発明は、小型で簡単な機構で、圧電アクチュエータの振動を直接的に移動平面に伝達することができる振動移動方法及び振動移動装置を提供する。 |
効果 |
この発明の振動移動装置は、圧電アクチュエータの振動を移動面に伝達して推力とするため、分解能が高く、応答が速く、駆動力が大きく、変換効率が高く、使用周波数範囲が広く、形状が豊富で、軽量、小型で機構の簡単な移動装置を実現することが出来る。 |
技術概要
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物流、荷役運搬用の機械としては、エレベータ、クレーン、フォークリフト、無人運搬車などの運送機械があるが、これまでのものは大型のもので、狭い家屋内で使用したり、老人、身体障害者などが使用するための小型のものには適さないものであった。この発明の振動移動装置は、脚部と移動本体から構成されている。脚部は、圧電アクチュエータ、移動面と接触する部分に設けられた滑止体から構成されている。移動本体は、圧電アクチュエータを振動方向が移動面に対して傾斜するように支持している。圧電アクチュエータにはバイモルフ振動型のものが使用されており、バイモルフ振動型の圧電アクチュエータは、金属弾性板を中心電極として2枚の圧電セラミックスの薄板を貼り合わせたもので、この2枚の薄板が電圧によって一方が伸び他方が縮むように結線することにより、印加電圧の波形により屈曲変位し、アクチュエータとして動作する。滑止体は、合成ゴムの様にクリップ力が高い材質が使用されており、脚部が移動面に接地した場合、摩擦力が発生し、脚部が安定的に移動できる構造となっている。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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