推進性能向上装置付きポッドプロペラ船

開放特許情報番号
L2008005272
開放特許情報登録日
2008/10/10
最新更新日
2016/6/22

基本情報

出願番号 特願2005-188957
出願日 2005/6/28
出願人 独立行政法人海上技術安全研究所
公開番号 特開2005-280709
公開日 2005/10/13
登録番号 特許第4239204号
特許権者 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所
発明の名称 推進性能向上装置付きポッドプロペラ船
技術分野 輸送
機能 機械・部品の製造
適用製品 推進性能向上装置付きポッドプロペラ船
目的 船尾部船底下面の傾斜角をかなり大きく設定しても、航行時に同船底下面に沿う水の流れを円滑に導けるようにして、そのポッドプロペラへの流入に支障を来たさないようにした推進性能向上装置付きポッドプロペラ船を提供する。
効果 推進性能向上装置付きポッドプロペラ船では、船尾部のスケグを利用して推進性能向上用のフィンが装着されるので、フィンのための取付け部材を特設する必要が無くなり、しかもフィンの装着が容易になる。そして、バトック船型を採用した場合には、スケグによる船舶の保針性能とフィンによる推進性能の向上と相まって、バトック船型の利点が一層高められるようになる。
技術概要
図1は推進性能向上装置付きポッドプロペラ船の船体後部を示す側面図、図2は図1のE−E矢視一部破断拡大図、である。図1に示すように、船尾部の船底下面1が船尾端へ向かって緩やかに上昇するように傾斜したバトック船型を有する船舶において、船尾部の後部から水中へ垂下するように推進装置としてのポッドプロペラ2が設けられるとともに、ポッドプロペラ2よりも前方の船尾部分に船体中心線に沿うスケグ28が設けられている。そして、航行時に船尾部よりも前方のほぼ水平な船底下面3に沿う水の流れを船尾部の傾斜した船底下面1へ沿わせるように導いてポッドプロペラ2のプロペラ2aへ流入させうるように、傾斜した船底下面1の前端部付近でスケグ28から両側方へ突出したフィン4が、船底下面1から離隔するようにして設けられている。フィン4は、図2に示すように、スケグ28に支軸4bを介し回転可能に支持され、フィン4の迎角を調整するための支軸4bの回転駆動は、スケグ28の内部の油圧式または電動式の駆動機構29により行われるようになっている。図3は他の例の推進性能向上装置付きポッドプロペラ船の船体後部を示す側面図である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 フィンの迎角が駆動機構により調節できるので、フィンの迎角を船速に応じて適切に調整できるようになり、これにより船舶の推進性能を常に十分に向上させることができる。そして、入渠時にはフィンを水平に保持してスケグ下縁よりも下方へ突出させないように同フィンの支軸の位置が設定されているので、入渠作業に支障をきたさない。
改善効果2 船尾部に設けられたスケグの後部下端において、航行時にスケグ前方の船底下面から同スケグへ流入してきた水の流れを案内できるように同スケグから両側方へ突出したフィンが、スケグ後方のポッドプロペラへ向けて斜め上方へ傾斜するように設けられているので、フィンにより案内された水の流れがポッドプロペラへ適切に流入するようになり、これにより推進性能の大幅な向上が期待される。そして、スケグによる船体の保針性能が、フィンの装着による旋回抵抗の増大によって高められる。
改善効果3 この推進性能向上装置付きポッドプロペラ船によれば、船尾部船底下面の傾斜角をかなり大きく設定しても、航行時に同船底下面に沿う水の流れを円滑に導けるようにして、そのプロペラへの流入に支障を来たさないようにすることが可能になる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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