ハイブリッド型舶用推進装置

開放特許情報番号
L2008005261
開放特許情報登録日
2008/10/10
最新更新日
2016/6/22

基本情報

出願番号 特願2002-059468
出願日 2002/3/5
出願人 独立行政法人海上技術安全研究所
公開番号 特開2003-252294
公開日 2003/9/10
登録番号 特許第3682531号
特許権者 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所
発明の名称 ハイブリッド型舶用推進装置
技術分野 輸送
機能 機械・部品の製造
適用製品 ハイブリッド型舶用推進装置
目的 船舶の主機関としてガスタービンとディーゼルエンジンとを併設することにより、巡航時にはガスタービンの運転を常に高出力で高効率の状態に維持しながら、ディーゼルエンジンの出力調整により船速を適切に制御して、燃料消費の効率を高く維持できるようにするとともに、操船性能の向上や船体抵抗の軽減も図れるようにしたハイブリッド型舶用推進装置を提供する。
効果 航行時にガスタービンを常に高出力に維持しながら、遠距離の航路などを高速で航行する場合は、ディーゼルエンジンも高出力とし、近距離の航路などを低速で航行する場合はディーゼルエンジンを低出力として、常に燃料消費の効率を高く維持しながら船舶の運航を行うことができる。そして、第1および第2発電機で発電された電力の余剰分はバッテリーに蓄えられるので、バッテリーの電力は船内の照明等に利用することができる。
技術概要
図1〜図3はハイブリッド型舶用推進装置を備えた船舶を模式的に示す船体縦断面図である。図1に示すように、船首部に主機関として巡航時に定格出力で作動するガスタービン1と同ガスタービンにより駆動される第1発電機2とが設けられ、船尾部にはバッテリー3とバッテリーの配電盤22から給電ライン3aを通じ電力の供給を受けて船尾中央のプロペラ4を回転駆動する電動機5とが設けられている。また、船首部の水面下における船体部分には、ガスタービン1の排気ガスを受けてマイクロバブルを船体外板面に沿い発生するための複数のマイクロバブル発生装置7が設けられている。すなわち、ガスタービン1の排気部に、排気流路切換手段8を介して煙突9へ到る第1排気流路10と、排気流路切換手段8を介してマイクロバブル発生装置7へ到る第2排気流路11とが接続されていて、第2排気流路11には補助電動機12により作動するポンプ13が介装されており、ポンプ13により圧送される排気ガスが、マニホルド14および分岐流路15を通じて複数のマイクロバブル発生装置7へ配分されるように構成されている。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 船首部にガスタービンが設けられて、船首部の水面下における船体部分に、ガスタービンの排気流路へ接続されたマイクロバブル発生装置が設けられると、この装置により生じたマイクロバブルが船首部から船尾部へ向かって水面下の船体外面を覆うようにしながら流れてゆくので、ガスタービンの排気ガスの利用による船体抵抗(粘性抵抗)の軽減が効率よく行われるようになる。
改善効果2 ガスタービンがディーゼルエンジンよりも大きい定格出力を有していると、運航時にガスタービンは常に効率のよい高出力(定格出力)に保たれるので、全体として燃料の消費効率を高く維持できるようになる。これに伴い、船舶からの二酸化炭素等の地球温暖化ガスの排出が低減されて、地球環境負荷の低減に寄与することができる。
改善効果3 主機関として船舶に搭載されたガスタービンにより、発電機および電動機を介して船尾中央のプロペラが駆動される一方、他の主機関としてのディーゼルエンジンにより駆動されて船外水を吸引するポンプからの排出水が、左右両舷へ導かれて船外後方へ推進用ウォータージェットとして排出されるので、船速が大幅に増加するようになり、船体伴流も増加するため、プロペラの翼面におけるキャビテーションの発生を抑制できる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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