二重反転式ポッドプロペラ船

開放特許情報番号
L2008005260
開放特許情報登録日
2008/10/10
最新更新日
2016/6/22

基本情報

出願番号 特願2004-186890
出願日 2004/6/24
出願人 独立行政法人海上技術安全研究所
公開番号 特開2006-007937
公開日 2006/1/12
登録番号 特許第4119970号
特許権者 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所
発明の名称 二重反転式ポッドプロペラ船
技術分野 輸送
機能 機械・部品の製造
適用製品 二重反転式ポッドプロペラ船
目的 前後に対をなすポッドプロペラで構成する二重反転プロペラのプロペラ軸線を流れの方向に合わせることにより、十分な推進効率が得られるようにし、しかも船尾における各プロペラの駆動手段をすべてディーゼル機関よりも小型のモーター(電動機)にすることにより、船尾部における船内スペースの有効利用を図れるようにした二重反転式ポッドプロペラ船を提供する。
効果 航行中に上記二重反転プロペラとしての機能を十分に発揮させながら、船尾に沿う流れが後方へ斜め上向きに流れるのに整合したプロペラ軸線を有して十分な推進効率が得られるようになる。また、船尾のスケグと第1ポッドプロペラにおける繭型のポッドとによってプロペラへ流入する流れが整流されるようになり、改善された伴流分布でのプロペラ作動が行われるので、プロペラ効率が大幅に向上する。そして、船体の旋回時には、第2ポッドプロペラを鉛直軸線のまわりに回動させる舵取機構を用いて、舵取り操作が支障なく行われる。
技術概要
図1〜図3は二重反転式ポッドプロペラ船を模式的に示す側面図である。図4は図3の二重反転式ポッドプロペラ船の作用状態を模式的に示す側面図である。船尾部において、水面Wよりも下方のポッド2で覆われることにより水密構造とされた第1モーター1aを有する第1ポッドプロペラ1が、船尾のスケグ4に嵌め込まれるようにして固着されており、第1モーター1aの後軸により回転駆動される第1プロペラ5のプロペラ軸の向きは、後方へ斜め上方に向くように設定されている。また、第1プロペラ5と対向して二重反転プロペラを構成する第2プロペラ6を前端に備えるとともに同第2プロペラ6を回転駆動する第2モーター7を内蔵した第2ポッドプロペラ8が、ポッドプロペラ8を鉛直軸線を中心として回転駆動するターンテーブルのごとき舵取機構9と、ポッドプロペラ8を横軸線のまわりに回動させるトルクヒンジのごとき俯仰機構10と、ポッドプロペラ8を昇降させる油圧シリンダのごとき昇降機構11とを介して船尾に装着されている。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 船速の変化に伴い船尾に沿う流れの向きが変化するのに応じて、第1ポッドプロペラにおける第1プロペラの向きを調整することができ、その際、後方の第2ポッドプロペラにおける第2プロペラについても、第2ポッドプロペラの俯仰機構および昇降機構を用いて、その俯仰角および上下位置の調整を行うことにより、第1プロペラとの整合を十分に行って、その二重反転プロペラとしての機能が十分に保たれるようになる。
改善効果2 船速の変化に応じて船尾に沿う上昇流の向きが変化する際に、トルクヒンジにより枠体の傾斜を調整してプロペラ軸線の傾斜を船尾に沿う流れの方向に整合させることができ、このようにして常時推進性能の向上を図ることができる。そして、上記枠体を鉛直軸線のまわりに回動させる舵取機構により、十分な操舵性能が得られるようになる。
改善効果3 また、枠体を船体の喫水変化に応じて昇降させる枠体昇降機構を設けることにより、船体の喫水が変化しても第1ポッドプロペラおよび第2ポッドプロペラをそれぞれ適切な水深位置に保つことができる。さらに、船尾のプロペラ駆動手段として、ディーゼル機関よりも小型のモーターをポッド内に採用することにより、船尾部における船内スペースの有効利用をもたらすことができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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