接岸用ダンパ貫挿式フェンダ装置

開放特許情報番号
L2008005247
開放特許情報登録日
2008/10/10
最新更新日
2016/6/22

基本情報

出願番号 特願2003-166989
出願日 2003/6/11
出願人 独立行政法人海上技術安全研究所
公開番号 特開2005-002655
公開日 2005/1/6
登録番号 特許第3757285号
特許権者 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所
発明の名称 接岸用ダンパ貫挿式フェンダ装置
技術分野 土木・建築、輸送
機能 機械・部品の製造
適用製品 接岸用ダンパ貫挿式フェンダ装置
目的 装置全体としての長さを従来の装置よりも大幅に短縮して、岸壁または船体への装着を容易に行えるようにしながら、フェンダおよびダンパの機能を十分に発揮できるようにし、且つ強度的に余裕のある構造となしうる接岸用ダンパ貫挿式フェンダ装置を提供する。
効果 装置全体としての長さが大幅に短縮されるとともに、軸方向に対し直角をなす外力に対しても強度的に余裕のある構造にすることができ、しかもピストン式ダンパのシリンダがゴムフェンダの基端部を摺動可能に且つ流体密に貫通して同ゴムフェンダの先端受圧部に固着されることにより、接岸船または岸壁に対する上記ピストン式ダンパの作動とゴムフェンダの作動とが、ダンパのピストン先端部における緩衝部材および受圧板を介して、共に支障なく行われるようになる。
技術概要
図1は接岸用ダンパ貫挿式フェンダ装置を示す縦断面図、図2は装置の作用の初期状態を示す縦断面図、図3は装置の作用の経過を示す縦断面図、図4は装置への船舶の接岸完了状態を示す縦断面図、である。本装置Aは、岸壁9の端壁に形成された開口9aを塞ぐように岸壁9に基端部1aを装着された中空のゴムフェンダ1を備え、ゴムフェンダ1の内部には適宜の流体が密封されている。また、ゴムフェンダ1の基端部1aを流体密に且つ摺動可能に貫通してゴムフェンダ1の先端5の受圧部6に先端部外周を固着されたシリンダ2cと、同シリンダ2cに挿入されたピストン2pとによりピストン式ダンパ2が構成されており、シリンダ2c内の作動流体8としては清水または海水が用いられている。そして、海側前方へ突出したピストン2pの先端部には、ゴムフェンダ1の先端の受圧部6に当接可能の受圧板2aと、受圧板2aに装着されて接岸船の舷側面に当接しうるゴム材などの緩衝部材2bとが設けられている。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 ピストン式ダンパのシリンダ内に充填された作動水を、同ダンパのピストンの受圧による後退時に外部放水するためのバルブ付き放水管が、同ダンパのシリンダ後部に接続されていると、その作動水が、受圧によるピストンの後退時に放水管を通じて外部へ放水されても、少量の水の放出にすぎないので環境保全に支障をきたすことはなく、ダンパとしての構造も著しく簡素化されるようになる。
改善効果2 放水管が、緩衝部材への接岸船または岸壁の接触面へ放水しうるように延在して、同放水管の先端に散水用ノズルが装着されていると、ノズルから放出される水(清水または海水)が、受圧板に装着された緩衝部材と接岸船の舷側面または岸壁の壁面との間の潤滑材として作用し、船体の塗装面または岸壁の壁面を保護できるようになる。
改善効果3 受圧板に装着された緩衝部材が、可撓性の周壁と同周壁の先端縁で囲まれた開口面とを有する吸盤構造体を備えるとともに、同吸盤構造体が周壁の先端縁を接岸船の舷側面または岸壁の壁面に当接した際に同周壁内の空間を負圧にするための管路を備えていると、その吸盤構造体としての吸着作用により接岸船を岸壁へ拘束することが可能となり、このようにして係船機能も保持できるようになる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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