気体の溶解装置及び気体の溶解方法

開放特許情報番号
L2008005205
開放特許情報登録日
2008/10/3
最新更新日
2012/8/20

基本情報

出願番号 特願2006-295010
出願日 2006/10/30
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 特開2007-021500
公開日 2007/2/1
登録番号 特許第5034006号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 気体の溶解装置及び気体の溶解方法
技術分野 機械・加工
機能 機械・部品の製造
適用製品 気体の溶解装置
目的 低コストでの液体の連続脱気を可能とする脱気装置及び脱気方法を提供する。
効果 液体を送給する配管に、空洞を形成するための剥離部と、形成された空洞部に連通する貫通孔と、この貫通孔に連通連結して空洞内の空気を吸引する吸引手段とを設けたことによって、配管内で液体を送給している途中で液体の脱気を連続的に行うことができ、極めて低コストで脱気処理を行うことができる。
技術概要
脱気装置Aは、処理する液体を貯留したタンク10と、このタンク10に接続した第1配管21と、この第1配管21を介してタンク10から液体を吸引して下流側に圧送するポンプ30と、圧送した液体をタンク10に送給する第2配管22とで液体を循環させる循環流路を形成する。第2配管22の中途部には、液体の脱気を行う脱気用配管40を介設し、この脱気用配管40には、脱気用配管40で液体から析出させた気体を吸引して排気する吸引部となる真空ポンプ50を接続する。脱気用配管40には、図1に示すように、液体の流れを遮る遮蔽体41を設けるとともに、この遮蔽体41によって脱気用配管40の内径寸法を縮小した狭小流路42を形成する。遮蔽体41には、上流側の端縁にキャビテーションを生じさせるための剥離点43を設ける。剥離点43の下流側には遮蔽体41で狭小流路42を形成しているので、液体が狭小流路42を通過する際に液体の流速を高めて流体の動圧を低下することができ、剥離点43で生じたキャビテーションを十分に発達させてスーパーキャビテーションを発現させ、剥離点43の下流側に空洞45を生じさせる(図2参照)。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 この脱気装置では、液体を送給する配管の任意の場所に設けて脱気処理を行うことができるので、脱気装置の設置の自由度を高めることができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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