出願番号 |
特願2007-035030 |
出願日 |
2007/2/15 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
特開2008-194007 |
公開日 |
2008/8/28 |
登録番号 |
特許第4126379号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
卵認識フェロモンとしてリゾチーム、その塩、その生物学的フラグメントまたは関連ペプチドを用いる害虫駆除 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
卵認識フェロモンとしてリゾチーム、その塩、その生物学的フラグメントまたは関連ペプチドを用いる害虫駆除 |
目的 |
効果的な害虫駆除、特にシロアリの駆除を提供する。 |
効果 |
害虫の卵を模した基材にリゾチーム、その塩、その生物学的フラグメントまたは関連ペプチド、ならびに活性成分を含有せしめた擬似卵を大量かつ安価に製造でき、害虫、特にシロアリの駆除や防除を効果的、かつ簡便、安価に行うことができる。 |
技術概要
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害虫の卵を模した基材に卵認識フェロモンとしてリゾチーム(シロアリの卵から抽出したリゾチームを除く)、その塩、その生物学的フラグメントまたはリゾチーム関連ペプチド、ならびに活性成分を含有せしめた擬似卵である。活性成分は、殺虫活性成分、孵化阻害物質、生殖阻害物質または発育阻害活性成分から選択される1またはそれ以上の化合物である。活性成分は遅効性である。基材は、除放性材料でできている。基材は、害虫の唾液により分解されるものである。基材は、カプセル状であり、活性成分が内包されている。グリセロールおよび/またはセルラーゼを基材に含有せしめる。害虫の卵から抽出した成分を基材に含有せしめる。害虫は、シロアリである。この擬似卵を害虫に与え、卵運搬行動を利用して巣内に運搬させる害虫の駆除方法である。図は、シロアリ卵抽出物でコートした擬似卵をシロアリに与えた場合の、卵塊への擬似卵の運搬状況を示す写真である(左図)。運び込まれた擬似卵を明確化するために、擬似卵に白丸印を付した(右図)。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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