アミノ酸、ペプチド、蛋白質に脂肪酸を付加する方法

開放特許情報番号
L2008005191
開放特許情報登録日
2008/10/3
最新更新日
2013/7/19

基本情報

出願番号 特願2007-029960
出願日 2007/2/9
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 特開2008-193914
公開日 2008/8/28
登録番号 特許第5261709号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 アミノ酸、ペプチド、蛋白質に脂肪酸を付加する方法
技術分野 化学・薬品、食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 アミノ酸、ペプチド、蛋白質
目的 酵素的な手段で、水溶液中でアミノ酸、ペプチド、蛋白質へ脂肪酸を付加する方法を提供する。
効果 Streptomyces mobaraensis又はStreptomysces luteoreticuliに由来するアシル基転移酵素を用いて、アミノ酸若しくはアミノ酸誘導体、ペプチド若しくはペプチド誘導体、又は蛋白質に脂肪酸を付加させることが可能である。水溶液中で、アミノ酸若しくはアミノ酸誘導体、ペプチド若しくはペプチド誘導体、又は蛋白質に脂肪酸を付加できるという有利な効果を有する
技術概要
 
Streptomyces mobaraensis又はStreptomysces luteoreticuliに由来するアシル基転移酵素の存在下で、脂肪酸エステルを、アミノ酸若しくはアミノ酸誘導体、ペプチド若しくはペプチド誘導体、又は蛋白質と酵素反応させることを特徴とする、脂肪酸付加アミノ酸若しくは脂肪酸付加アミノ酸誘導体、脂肪酸付加ペプチド若しくは脂肪酸付加ペプチド誘導体、又は脂肪酸付加蛋白質を作製する方法である。更にこのアシル基転移酵素の存在下で、脂肪酸エステル又は芳香族エステルを、β−ラクタム系抗生物質の前駆体若しくはβ−ラクタム系抗生物質の誘導体の前駆体、又はカプサイシンの前駆体若しくはカプサイシンの誘導体の前駆体と酵素反応させる、β−ラクタム系抗生物質若しくはβ−ラクタム系抗生物質の誘導体、又はカプサイシン若しくはカプサイシンの誘導体を作製する方法である。
リサーチツールの分類 生体関連物質、方法・プロセス
有体物情報 酵素
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 個別交渉による
対価条件(一時金) 【要】個別交渉による
対価条件(ランニング) 【要】個別交渉による

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 アシル基転移酵素を用いて、β−ラクタム系抗生物質の前駆体若しくはβ−ラクタム系抗生物質の誘導体の前駆体、又はカプサイシンの前駆体若しくはカプサイシンの誘導体の前駆体をアシル化して抗生物質やカプサイシンの類縁体を得ることが可能となった。これらの化合物は、医薬品や生理活性物質として有用性が高い。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2022 INPIT