出願番号 |
特願2007-005137 |
出願日 |
2007/1/12 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
特開2008-170353 |
公開日 |
2008/7/24 |
登録番号 |
特許第4360687号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
物質検出装置及び物質検出方法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
物質検出装置 |
目的 |
構造の非常に簡単な物質検出プレートを使用し、かつ信号の校正をする必要なしに、溶液中の複数の被検出物質の有無を検出、かつ定量的に評価する装置を提供する。 |
効果 |
物質検出プレートにパルスレーザー光を照射することで、照射位置における被検出物質の量に依存する振幅強度を持ったパルス電磁波を発生させ、その振幅強度を計測することで、被検出物質の有無を検出する定性的な評価や、定量的な評価ができる。したがって、物質検出プレートは、被検出物質ごとに電極を作製する必要がなく、安価で構造が非常に簡単である。 |
技術概要
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物質検出装置1は、半導体上に物質感応膜を作製した物質検出プレート5と、被検出物質を含む溶液を物質感応膜の表面へ接触させる手段(溶液セル6)と、溶液の電位を安定させる手段(参照電極31(図2))と、物質検出プレート5にパルスレーザー光を照射することで、照射位置における被検出物質の量に依存する振幅強度を持ったパルス電磁波を発生させる手段(パルスレーザー光源2)と、パルス電磁波の振幅強度を計測する手段(検出・変換装置4)と、振幅強度より、被検出物質の有無を判定する手段(制御・解析装置8)を備える。照射装置は、走査台7、パルスレーザー光源2、及び、集光装置3からなり、物質検出プレート5の特定の位置に所定の波長を有するパルスレーザー光9を照射する機能を有する。検出・変換装置4は、例えば、電磁波検出ボローメーター、又は、半導体光スイッチであり、パルスレーザー光9の照射位置から放射されるパルス電磁波10を検出して、電磁波の電場振幅の時間波形に対応した時間的に変化する電圧信号に変換するものである。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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